令和5年度総会 開催しました✨✨

お知らせ

先月末、特定非営利活動法人飛騨高山わらべうたの会の総会を、ファミサポ事務局がある、総合福祉センターにて行いました。

昨年度も「伝統・文化を子育てに活かす」自然環境を子育てに活かす」「ママの笑顔があふれる街へー」「地域活性化&未来を創る」という、様々な事業を展開させて頂けたことに、心から感謝御礼申し上げます。

令和4年度の活動を、各事業部のリーダーより報告させて頂きました。

出張講座「ワイワイカフェ」:リーダー 浜田
「子育て支援の体制を地域ぐるみで作っていく事は、子育て親子の孤立を防ぎ、防災にも繋がる大切な事業」という思いで、「誰一人取り残す事のない、地域ぐるみの子育て支援環境作り」を目指して、日本一広い高山市を、私たちの方から赴いて、地域の方々と子育て親子をつないでいく活動を行いました。
令和4年度で5年目の取り組みとなったワイワイカフェですが、まち協さんとの協働開催が定着化し、個人からのご依頼も毎月入り、年間50回、685人の親子が参加されました。
各まち協スタッフの方々も、子ども成長を見守ってくださったり、名前と顔が一致する事でより絆が深まり、地域ぐるみの子育て環境作りが年々構築されています。
【参加者の声】
・初めての子どもで、まだ子どもへの歌とががよくわからないので、沢山歌を歌ってもらえてよかった。またぜひ参加したいです
・コロナが落ち着いてきて、久々に他のママさんたちとお茶を飲みながら交流できるのが本当に嬉しい
・子どもと家でずっと一緒だと怒りがちになる時もあり、こうして他のママたちと交流していろんな話ができると、本当にほっとします
・ママ友が出来て子育てに行き詰まり気味だったのが、解消されて良かった
ぎふ木育:リーダー 高橋

今年は、毎月の「森のワークショップ」に加え、「飛騨の家具フェスティバル」でのワークショップ、朝日CRAFT361でのワークショップ、更には「日比谷WOODAY」という、千代田区ミッドタウン日比谷でのワークショップなども開催させて頂き、木育活動が大きく広がった年でした🌳🌳
全13回のワークショップに、4千人以上の方が、五感で楽しむ木育ワークショップに参加されました。
「木の実チャレンジ」では、見たことのない木の実もたくさん集まりました。秋の森に親しみ、飛騨の木に触れ、親子で自然と対話しながら、集めた木の実はワークショップなどで使わせて頂いています。

高山市つどいの広場「ひだっこランド」:リーダー 大志多
これまで開設していたピュア高山内「チャイルドランド」から、令和4年4月、スーパーセンターシマヤ ラクール飛騨高山店に、高山市つどいの広場 兼 ぎふ木育ひろばを、名称改め「ひだっこランド」として移設させて頂きました。(引き続き、高山市からの委託事業として運営しています)
開設日を、火・木・土に変更し、飛騨市からも近い商業施設で、高山市だけでなく飛騨市からも、毎月600人程の利用があり、年間で2,400組、7,060人の親子に遊びに来ていただきました。
わらべうた遊びや読み聞かせ、英語とふれあい遊びや、産後ケア、また季節に合わせたワークショップも毎月開催。
外部講師をお招きして、ママのスキルアップや、親子で楽しめる講座も月替わりで企画し、筆絵講座遊育講座リトミック講座おでかけ助産院など、大変好評でした。
ひとり親・要養育支援家庭:担当 岩塚
高山市の「ひとり親家庭等日常生活支援」「要養育家庭支援」の事業を令和2年より受託しています。
厳しい社会情勢の中、産後うつ、ネグレクト(育児放棄)、虐待など、支援を必要とする家庭と、益々大変な状況にあるひとり親家庭の支援に行かせて頂きました。
●要養育家庭支援:年間139回
●ひとり親支援:年間113回
親御さんやお子さんに寄り添えるよう心がけ、育児支援、家事支援を行い、良い方向へと変化があるご家庭もあり、私たちも嬉しく思っています。
わらぼぼ宅食:リーダー 小野
ひとり親家庭や、経済的に不安を抱える家庭・ヤングケアラー(家族の世話、家事を日常的に行っている子ども)の家庭へ、お弁当をお届けてしている「わらぼぼ宅食」
毎週金曜(月3~4回)、年間801件、計2,352食のお弁当をお届けさせて頂き、とても喜ばれました。
フードバンクさんや企業さん、個人の方から寄せられた生鮮食品・パン・飲料・お菓子など、また遥々岐阜市から岐阜県社会福祉協議会さんがお届けくださったお米やたくさんの食料品、お菓子やジュースなど、お弁当と一緒に、皆様の温かいお気持ちもお届けさせて頂き、支援を必要とするご家庭の「生きる力」となっています。
詳しくはコチラ
【利用者の声】
・いつも温かいお言葉をかけてくださるので、とても嬉しいです。1週間が終わった金曜日に子どもと一緒に美味しいお弁当を食べれるのが、何よりの楽しみです。
・一人で子育てし働いて、時々寂しくなりますが、こうやって助けてくださり、気にかけてくださる方々がいると思うと本当に心が暖かくなります。弁当は本当に美味しいし、ぽかぽかの気持ちで頂くことが出来てとても有難いです。作ってくださる方々、届けてくださる方々、支援してくださる方々、皆様ありがとうございます。
高山市ファミリーサポート事業
昨年4月から、高山市からの委託を受け、ファミリーサポート事業がスタート。
一昨年より自主事業として開始した託児事業「びぃ・ぼぉサポート」から、国の子育て援助活動支援事業ファミリーサポート・センター事業となり、高山市からも周知が図られ、より多くの子育て家庭にご利用いただけるようになりました。

昨年4月の依頼件数は70件程でしたが、月を追うごとに依頼が増加し、10月以降は月に200件前後の依頼を受けております。
【利用者の声】
・仕事がサービス業なので、土日・祝日に頼れる所が出来て本当に助かります。
・地域の役員を受けたので、夜間の会議でも子どもを見て貰えて有り難いです。
・急なお通夜に子どもを預かって貰えて助かりました。
依頼会員さんが、子育て経験豊富な提供会員さんに育児について相談される事もあれば、教員免許をお持ちの提供会員さんが託児中にお子さんに学習支援をしてくださるなど、単にお子さんを預かるだけではなく、幅広い活動へとなりつつあります。

公式LINEを活用したSNS相談では、毎月50件程相談が寄せられており、必要に応じて、専門機関に繋いだりさせて頂いています。


【その他の事業】
●定例活動:Xmas会、がんどうち
●わらべ秋まつり(サマーフェスティバルの代替事業)
●女性の居場所作り事業(森カフェ)
●お仕事発見隊
●めぐる制服プロジェクト
●企業託児:55件
監事の竹内由美子さんからは…
まち協と乳幼児の子育て親子が、これまでは繋がりをなかなか持つことが出来ず、課題となっていたものが、ワイワイカフェが架け橋となり、繋がりを創る事が出来ている事をとても評価いただき、ワイワイカフェの活動の尊さや、重要性を再認識させて頂きました。

昨年度の事業報告、決算報告、そして、今年度の事業計画と予算など、全て承認頂きました。

行政、企業、地域の皆さまと、子育て中のお母さんたちの御支援と御協力を頂いて、昨年も多くの事業をさせて頂けた事に、改めて感謝の想いでいっぱいです。

ありがたい事に、年々参加者や利用者が増えたり、委託が増えたりしていますが、出会うお母さんお一人お一人にいかに寄り添い、子育てを応援させて頂くか、出会う子ども達一人一人の輝く笑顔をいかに引き出させて頂くかという想いを大切にしていきたいと思っています。

令和5年度もどうぞご協力、ご支援よろしくお願い致します!!

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