飛騨地方も梅雨に入りましたが、その前日の五月晴れに恵まれた土曜日、森のワークショップを開催させて頂きました。
高山でも感染症が拡大している事に鑑み、急きょ、ワークショップはすべて屋外で、それも1家族1台の机を用意して、参加者の皆さんに安心して頂けるように、いつも以上に消毒などの対策もしっかり講じさせて頂いての開始となりました(^^)/
まず最初に、「ぎふ木育とは」というお話をさせて頂いてから、「さくら染め」の講師、ゆう工房の中屋ゆうこさん、こいのぼりの講師、笠原木材の皆さんからお話を頂きました。
今年の森のワークショップは、何と知っても笠原木材さんと一緒に開催させて頂くっていうスペシャル企画!
6月5日の端午の節句に合わせて、こーんなステキな鯉のぼりを作りました。
材料は飛騨のひのき!
一セット一セット笠原木材さんに丁寧に準備して頂いた材料を広げて、親子で思い思いに鯉のぼりを描いていきます。
笠原木材のスタッフの皆さんも、一組一組丁寧に教えて下さいました
本当に思い思いの世界に一つだけのオリジナルこいのぼりで、子ども達の自由な発想が光ってました!
かぶとにかなづちで本革の飾りをつけたり、ポールにダボをうちつけてこいのぼりを付けたりして完成~🎏
すてきなこいのぼりができて、みんな大喜びでした!
「えー、こんなステキなこいのぼり、作りたかった~💦💦」という方、今週末、笠原木材さんで作れます!!
同じ500円という、信じられないほどお得な値段ですよ~。
*週末は雨みたいですから、親子で楽しいひとときを過ごすのもいいですね💛
エコバッグを桜色に染めるワークショップ!
桜の花のような、ほんのりピンク色に染めるのって、桜の花で染めるんじゃないんですよ!
なんとさくらの枝や幹なんです!!
中学の教科書にも教材として取り上げられたことがあるので、知ってみえる方もいるかもしれませんね…。
その詳しい内容は、先日ホームページで紹介させて頂いたので、もしよかったらご覧下さい…。
まずは、どーんな模様にするか、頭の中でデザインして、エコバッグをつまんでゴムで縛ったり洗濯ばさみをはさんだりしていきます。
頭の中でデザインっていっても、どんな仕上がりになるかは、出来上がってからのお楽しみ。
中には、針と糸を持参されて「ハートの形に染めてみます~♥」っていう、染色に詳しいママも…。
最初にさっと水洗いして、
ゆうこさんに丁寧に教えて頂きながら、さくらの枝を煮だした液でバッグを煮ていきます。
しっかり染まるように木の枝でかきまぜたり、
茶色っぽく染まる銅を配合した液とほんのりピンク色に染まるミョウバンを配合した液、どちらかに漬けたり、
もう一回煮たり、
いろんな行程を経て、こーんな感じに染まりました!
あとは、乾かしてアイロンをかけたら出来上がり!(乾かすのは、おうちでの作業)
実はこの桜、あるお社の改修に伴い、切り倒された桜でした。
そのまま燃やされてしまう所を、お願いして分けて頂き、今回のさくら染めが実現しました。
何年も何年もきれいな花を咲かせ、たくさんの方々に愛でられてきた桜…。
みんなに「わー、きれい~」って感動を与えたり、「もう春なんだね~」って喜びを与えてきた桜が、こうしてエコバッグにその美しいピンクの色を残して生き続けるって、すごくステキだな~って思います。
子ども達も「見てみて~!」「できた~!」「こんな模様になったよ!」って大喜びで見せにきてくれました。
「森と共に生きる」「森に関心を持つ」っていう機会を創る森のワークショップ、次回は7月です!!
楽しみにしていて下さいね!(次回はなんとこどもイスをつくりますよ~(^^)/)