先日、びぃぼぉサポーターセミナーの第3講がエコハウスで行われました。
今回は、高山日赤病院 小児科医師の川尻美和先生に、保育中の気になる症状と対処や、アレルギーや保育現場で気をつけるべきことなどを教えて頂きました。
先生は20年前3人のお子さんを育てながら医師として仕事をされていたそうで、その時に長野県の子育て支援サポートにとてもお世話になり、その恩返しをしたい…との思いで、今回この事業の講師を引き受けてくださったそうです。
セミナーの内容は…
- 飛騨地域の小児医療体制
- よくある症状別ホームケア
- 子育て今昔
- こどもとCOVID-19
という、とっても大切で興味深く、始まる前から参加者一同ワクワクしていました♪
まずは、飛騨地域の小児医療体制や、昨今の小児医療の内容の変化などのお話を聞き、正しいホームヘアの重要性を感じました。
次に、よくある症状やホームケアについて詳しく教えて頂きました。
子どもって元気に遊んでいたかと思うと急に熱が上がって、気付いたら40℃超えちゃう時もありますよね💦💦
発熱ホームケアの仕方や注意が必要な熱の判断の仕方など、とっても分かりやすく、勉強になりました。
わらべうたの会では、発熱や風邪症状がある場合はお預かりする事は出来ませんが、呼吸症状のある時やけいれん、嘔吐・下痢などのホームケアや、鼻のかみ方の練習方法、アレルギーについてなど、症状別に最新の情報と先生の経験を交えながらお話くださり、とっても貴重なお話ばかりでした。
わらべうた会が実施しているこの子育て支援事業ですが、サポーターになってくださる方々の年齢層は幅広く、現役ママさんから、子育てが落ち着いた経験豊富なベテランママさんなど様々。
講座の中では、子育て環境の変化や、それに伴う家庭に潜む危険、またホームケアの今昔の違いなども勉強させて頂きました。
最後には新型コロナウイルスの現状や感染対策・ステイホーム中のリスクなどについてのお話もありました。
質疑応答の時間には、川尻先生の専門であるアレルギーに関する質問など、たくさんの質問に丁寧にお応え頂き、とても有り難かったです!!
その中で「コロナ禍でマスクをつけた表情が見えない状況での託児で、お子さんとどのように接していったら良いか」という質問に、先生は「スキンシップが大切になると思います」とお応えくださり、まさにわらべうた会がとても大切にしている、“触れ合い”がこれから更に必要となっていることを感じました。
川尻先生、お忙しい中、貴重な講義をありがとうございました
今回のセミナーの内容や過去のセミナーは、これからサポーターへお申し込み頂く方にも、アーカイブでご覧いただけます。
第1講「この事業の概要説明」 (無料:1時間程度)
第2講「お子様の成長に繋がる遊びの栄養素とは」 講師:乳幼児教室はぴるん 岩下彰子先生
またびぃぼぉサポーター以外の一般の方でも、お申し込み頂ければ受講費1,000円でご覧頂けます。
(この受講費1,000円はご寄付として、全て託児補助の代金に充てさせて頂きます)
子育て世代にも、ぜひご覧頂きたい内容の濃い講座ですので、ご覧になりたい方はお気軽にお問い合わせください。問い合わせはコチラ
次回は、7月6日(火)10:00~11:30
講師は、『なおくみチャンネル』でもお馴染みの、助産院なおの長田直子先生です。
『産褥期から産後6ヶ月までの母子ケアのポイント』を教えて頂きます。
子育て家庭に、あったかい愛がどんどん注がれていきますようにー
*この事業は、SOMPO福祉財団、まちづくりスポットの助成を頂いて実施させて頂いています。