清見中学校の林業体験に同行し、間伐の勉強をしてきました🌳

木育

市役所の森林政策課さんからお声かけを頂いて、清見中学校の林業体験に、わらべスタッフ2名で同行させていただき、間伐について一緒に勉強させて頂きました。

この体験会は、森と木と人が共生する市民提案型森林づくり推進事業の一環で、「清見里山プロジェクト」全12回のプログラムで、清見中学校の生徒さんと、3回目の今回は、木がどうしたら健康に成長できるか、伐採の意味を学んでいきました。

まずは皆で杉の枝を持って、10m四方の枠の中に入り、両手を広げてみて、樹高10mの木が感じている、程よい感覚を体験しました。

次に10mの枠を、4m四方に徐々に縮めていき、樹高25mになった時の疑似体験をし、間伐をしなかった場合の木が感じる窮屈な感覚を味わってもらいました。

樹高25mに成長した木が健康でいられるためのスペースはどのくらい必要か、またどうすれば望むような森林になるのか、よく観察し導きだす事が大切だと教えて頂きました

実際に山に入り、一本の木を見上げて触れてみたり、将来まで残す木を選んだり、実際にチェーンソーで伐採する様子をみたり、伐採する手順や注意点など聞きました。

決められたスペースの中にある木の中で、どの木を残すかを各グループで決め、決めた木に名前をつける事になりました🌳

伐採する前にこの木は何歳か、何mかを考えてから伐採し、伐採を間近で見学し、木が倒れる音を聞き、倒れた瞬間はみんなから声が上がりました✨✨

切った丸太の年輪を見て、何歳かを数えたり、長さを測ってもらいました。
年輪を見て、「年輪の間隔が狭くなっている所は、木が窮屈な思いをしていた時なんやよー」と教えてもらいました!

伐採してすぐの杉の皮を剥ぐとこんなにツルツル、すべすべで瑞々しかったです✨✨

チェーンソーを持ってみたり、手鋸で木の枝を切ったり、生徒の皆さんも興味を持って体験してみえました。

専門家の話を聞かせて貰い、実際に山に入り、伐採見学などの貴重な体験をさせて貰い、木育を推進する上で、林業のこと、間伐がなぜ必要なのかをしっかりと理解しておく事が大切だと、改めて感じました。

タイトルとURLをコピーしました