♪『ひだのわらべうた』を親子で楽しむ♪
私たちの活動のはじまりー
飛騨地方には、歌い継がれてきた100曲以上のわらべうたがあります。
それは、親子で、笑顔で向き合う時間、ふれあう時間を大切にしてきた飛騨人の、優しくて温かい心が生みだした無形の宝物です。
「飛騨で生まれたわらべうたや、ぬくもりある文化を100年先まで残したい!残すだけじゃなくて、子育てに生かしてもらいたい!」
そんな想いから “伝えて 残して 生かす” という、私たちの活動は始まりました。
定例活動(毎月第3火曜日)
わらべうたを伝える活動として、毎月第3火曜日10:30〜11:30、定例活動を行なっています。(令和2年度は、新型コロナウイルス感染症対策の為、定例活動はお休みしています)
【 令和元年度の活動 】
4月…春のわらべうた、原山公園でワンちゃんと遊ぼう🐶
5月…「五感で楽しむ飛騨のわらべうた@飛騨の里」&㊗新元号お祝い
6月…(イベント準備の為、お休み)
7月…「大地の恵みサマーフェスティバル」@JAひだ本店2階ホール
8月…(夏休みの為、お休み)
9月…飛騨高山文化芸術祭こだま~れ2019
『飛騨高山・木育フェスタ』@高山市民文化会館
10月…秋のわらべうた、新米でおにぎり作り@森のエコハウス
11月… 体があったまるわらべうた&七五三のお祝いをしよう♬ @ 国府児童館なつめっこ
12月…クリスマス会(クリスマスソング、親子でケーキ作りなど)@高山市民文化会館
親子でクリスマスケーキを作ったり、サンタさんからクリスマスプレゼントをもらったり、楽しいことたくさん♫
1・2月…(出張講座と重なる為、お休み)
3月…飛騨の雛祭り『がんどうち』、入園おめでとうセレモニー、わたべうた総集編
★準備の関係で申し込みが必要です(月初めにHPにてお知らせ致しますので、申込ページよりお申し込みください。
わらべうたの伝承 ~わらべうたの出張講座~
飛騨の無形の宝物「飛騨のわらべうた」をたくさんの子ども達、大人達へー
乳幼児親子、ご年配の方々、幼稚園児、保育園児、小学生…どんな世代の方々も楽しめるわらべうたー
目をあわせ、声をあわせ、肌にふれて、人と人とがふれあって楽しむわらべうたを伝えるために、こんなところへ行っています!
- 小学校の音楽の授業
- 学童保育
- 幼稚園・保育園
- 支所
- 子育て支援センター
- 児童館
- 介護施設
- 企業
- 子育てサークル
新宮小学校出張講座レポート
ご自身も小学1年生のお嬢さんがいらっしゃる赤尾さん、とても温かい文章で新宮小1年生の音楽の授業の様子を綴って下さいました。わらべうた、そして飛騨の魅力が満載ですので、ぜひご覧ください。
♪ある日の出張講座(乳幼児対象)♪
10:00~ げんこつやまのたぬきさん、いっぽんばし、あたごさま(飛騨のわらべうた)、うちのちゃめこ(飛騨のわらべうた)、ぺったんもちつき、おさらにたまごに、おでんでんぐるま
10:25~ パネルシアター「三匹のこぶた」
10:30~ どんぶかっか、うえからしたから、くまさんくまさん
*乳幼児対象はだいたい40分から45分くらいの内容です。
*どの講座も必ず「ひだのわらべうた」を入れています。
*わらべうたを歌うだけでなく、身体を動かすあそびうたやワークショップなども行います。
*出張講座の内容や講師料などのお問い合わせはコチラー
飛騨のひなまつり〜がんどうち〜
♬ひなさま 見せとくれ~ おぞても ほ~めるに~
飛騨地方には、子ども達が楽しく季節を楽しむ伝統行事、風習がたくさんあります。
その一つに、ひな祭りの行事「がんどうち」がありました…。
「ありました」と過去形なのは、この行事は、今ではほとんど行われていないからです。
「がんどうち」とは…
各家に飾られたおひな飾りを、子ども達が「ひなさま見せとくれ~」と歌いながら見て回り、お菓子をもらうという、ハロウィンのような行事で、子ども達にとっては夢のようなとっても楽しい行事でした。
語源は「がんど」=強盗 「うち」=打ち:する で、「強盗をする」という意味です。
昔、桃の節句に、女の子のいる家が「娘が」良いむこにもらわれてほしい」と願って用意したごちそうを、「どうぞ召し上がっていって下さい」とふるまった「がんどうち」と呼ばれる行事がありました。
その行事が「ひなまつり」の日に、子供のための行事として行われるようになり、現在飛騨では、益田地方の萩原町が最も盛んですが、かつては高山市内のあちこちで行われていました。
その夢のようなひな祭りの行事を、少しでも子ども達に味わってもらいたくて、毎年3月に「がんどうち」を開催しています。
2013年は『飛騨高山文化芸術祭 こだま~れ2013』にて、「木で伝える飛騨のひなまつり ~がんどうち~」を開催しました。
飛騨の木を使って、子ども達がおひな様を作り、それを市内各所に飾りました。(市役所、各支所、図書館など…)
そして、そのおひな飾りを巡って「ひなさまみせとくれ~」と歌って、お菓子をもらう、「がんどうち」を、「こだま~れ」のプロジェクトとして開催し、延べ3,000人の子ども達が参加しました。