ドコモ調査助成報告会の動画が公開されました!✨✨

お知らせ

この度、『ドコモ市民活動団体助成』を頂いて、この2年に及ぶコロナ禍において、子育て家庭がどのような状況になっているかを調査させて頂きました。

日本一広い高山市では、このコロナ禍で、本当に多くの子育て家庭が孤立・困窮しました。

それで、「高山市ではとても大変な状況になったけど、岐阜県全体ではどうだろうか…」という事を調べてみたかったのと、都会と山間地域では孤立や困窮の度合いに差が見られるか、何か地域の特徴がみられるかという実態も調べてみたいと思い、取り組む事にしました。

今回の調査では、岐阜大学教育学部の今村光章教授に調査方法についてのアドバイスを頂き、岐阜県を岐阜市、岐阜圏域、西濃圏域、中濃圏域、東濃圏域、飛騨圏域の6地域に分けて調査を実施しました。

各圏域で活動してみえる子育て支援のNPOや中日新聞にご協力を頂いて、「子育て家庭がどのような影響を受けたのか」、「子ども達へはどんな影響が出ているのか」、「どんな支援が必要だったか」、「どんな支援がありがたかったか」等々、様々な声を集めさせていただく事ができました。

特に、最後の設問の自由記述では、切実な声が本当にたくさんあがってきていて、胸が痛くなるようでした。

中には「生きる」という事に希望を失ってしまっているというような、深刻な声もありました…💧💧

今回作らせて頂いた報告書には、その切実な声全てを反映させて頂きました。

そして、この調査助成についてのドコモさん主催の報告会が、3月4日にオンラインで開催され、今回調査を実施した全国の6団体が発表をさせて頂いたんですが、この報告会の動画が公開されました!!!

●Withコロナ時代における、困窮家庭の子どもの「体験格差」調査事業(NPO法人チャリティーサンタ)

●在宅勤務(リモートワーク)増加に伴う子育て負担と子どもへ与える影響の実態調査(全日本育児普及協会)

などなど、どの発表も、丁寧な調査と専門家のアドバイスに基づく的確な分析がなされていて、本当にすばらしくて、学びと考察が満載です!!!

そして、それぞれの報告に対するIIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表 川北 秀人先生のアドバイスが、これまた本当にすばらしいので、ぜひぜひご覧下さい。

私達の報告も15分くらいですので、ご覧頂けたらありがたいです。(クリックすると見られます)

それから、その後の3月7日に、今回ご協力いただいたNPO法人の代表の皆様をコメンテーターにお迎えして開催した岐阜県内向けの報告会の様子も公開させて頂きました。

より詳しく報告させて頂いている事に加えて、コメンテーターの皆様のコメントがこれまた本当にすばらしいです!!

更に、岐阜県子ども家庭課の方や、ドコモ調査助成の事務局(NPO法人モバイルコミュニケーションファンド)の皆様、ぎふNPOセンターの方もゲストでご参加くださって、皆様のお話も本当にすばらしいので、こちらもぜひご覧下さい。(クリックすると見られます)

今回の実態調査で浮き彫りになったのは、

①子ども達への深刻な影響(特にマスク生活が、子ども達の成長にとても影響が出てしまっている事が明らかになりました)

②ママ達はこのコロナ禍、交流する機会も、相談する場も、子どもを連れてお出かけする場所もなくなり、孤立・孤独が深刻になってしまっている

という事です。

「…かもしれない」「…だろう」という憶測ではなく、数値として明らかになったのは、とても大きな成果だと思っています。

そして、この調査の結果は、行政や関係機関への提言という形で最後まとめさせて頂き、既県や県内各市町村の役所には報告書をお届けさせて頂きました。

報告書はまだ在庫がありますので、「読んでみたい」と思われる方は、ぜひご連絡下さい

報告書を希望される方はコチラー(「報告書希望」と書いて、送り先の住所をご記入下さい)

今回、ドコモさんの助成を頂いて、県内全ての子育て親子を対象に調査を実施できて本当に本当にありがたかったです。

とても大変な調査で、取り組んだ当初は「無謀な挑戦だった…」とくじけそうになったこともありましたが、さまざまな声を集める事ができ、いろいろな所にその声をお届けする事ができて、本当によかったです。

「誰一人取り残さない子育て支援環境作り」に向かって、更に頑張ります!!🔥🔥

アンケートにご協力下さった皆様、ありがとうございました!!

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