ドキドキ職場体験@ひだっこランド

お知らせ
松倉中 -職業体験-

先日、松倉中学校2年生の生徒さん2名が、ひだっこランドに職場体験(正しくは寝屋子プログラム事業)に来てくれました!

寝屋子制度とは、三重県鳥羽市の答志島答志町で古くからおこなわれている風習。中学校を卒業した男子数名(5~6名)を「寝屋親」と呼ばれる地域の世話役が預かり、寝屋親の家の一室を借りて寝泊まりさせ、戸籍上のつながりのない者同士が、実の親子・兄弟のように絆を深める制度。
松倉中では地域の事業主を寝屋親、通う生徒を寝屋子とし、寝泊まりはしませんが、1事業所に各学年1~2人が通います。
スタッフにも職場体験に行く中学生の子どもがいて、気分は保護者でした(笑)
始めは緊張していましたが、共通の知り合いがいたり、雑談をしながら、少しずつ緊張がとけていったようでした
仕事に入ってもらう前に、一人一人と30分ずつくらいお話をし、「こういう道に進みたい」「こういう仕事に就きたい」「その為にこういう準備をしていきたい」と明確に答えてくれて、キャリア教育、「夢」を持ち「夢」に向かって具体的に何を積み上げていくのか、という教育「なりたい自分になる」のすばらしさを実感しました。

2人とも事前準備がすばらしく、職場体験当日の目標をしっかりと立て、また、質問内容をいくつも用意してきてくれました。
当日は、ひろばの掃除や準備から利用者の対応、片付けまで1日を体験してもらいました。

2人とも乳幼児をお世話したり遊んであげたりという事は全く初めての体験だったと思いますが、人見知りでも大きい声で読み聞かせを、がんばってくれたり、スタッフがお母さんの話し相手をしている時は、お子さんのお世話をしてくれて、ナイスフォローでした。

読み聞かせに挑戦📖

泣き出してしまった赤ちゃんには、さっとおもちゃを見せて、あやしてくれました。
赤ちゃんのだっこにも挑戦してもらい、優しさが伝わってきて、とても嬉しかったです。

抱っこさせてもらいました~

利用者がみえたらすぐに受付業務をしてくれたり、

受付で消毒します

消毒液がこぼれたらすぐに拭いてくれたり、ハロウィンイベントの準備をしてくれたりと、びっくりするほど周りに気を配り、くるくると動いてくれて感心しました。

ハロウィンイベント準備中

最後の振り返りの会では、それぞれの生徒がきちんと、
「目標にたいしてどれくらい取り組めたか」
「どういう事が楽しかったか」
「最初感じた事と、一日仕事を体験してみてどう変わったか」
などを、自分の言葉で表現していました。 今回携わってくれた「社会の課題を解決していく」NPO法人の子育て支援のお仕事について、とても関心を持ってくれたようで感激しました。「楽しかった」と感想をもらえたのも、とても嬉しかったです♪
我が子に重ねつつ、「笑顔と感謝を忘れず、 今を大切にして、出会いと経験をたくさんして欲しい」と伝えさせてもらいました
生徒2人と一緒に1日を過ごさせて頂き、改めて未来を担う青少年と向き合っていく事の大切さ、寄り添って共に進んでいく事の大切さを実感いたしました。
このような機会を頂いて、心から感謝です。 ありがとうございました!
わらべうたの会は、これからも子ども達の未来を応援していきたいと思います
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