えん卓

東京生まれの東京育ち、都会で育った『えん卓』の野口さん。

飛騨高山にあこがれて、ここでお店を出そうと、6年前に移住してこられた方です。

ご夫婦でDIYをしながら作ったお店は、優しさやぬくもりにあふれていて、子ども達が楽しめるしかけがいっぱい!

そんな、子育て家庭にも想いを寄せて下さる『えん卓』さんが、私たちの活動を応援して下さるとの事で、お話を伺いました。

いろんなごが集まり、大きいになって、会を楽しむー店名にこめた想い

岩塚:いつも本当に、ご家族ぐるみでお世話になって、ありがとうございます。

野口:こちらこそ、ありがとうございます。

岩塚:では、まずはじめの質問に入らせてもらうんですけども、えん卓さん、東京からみえたっていう事を伺いました。

飛騨でお店を出されて、特に『子育て家庭に優しいお店』っていう印象があるんですけども、どんな想いで、ここでお店を構えていらっしゃるかを聞かせて頂けますか?

野口:始めた当初は、子どももいなかったので、単純に地元の人が集まるお店をつくりたいなっていうのがあってたんです。

それで、『えん卓』って名前も、色んなご縁が集まって、大きい円になって、宴会が始まって…みたいな意味で、『えん卓』にしたんですけど、お店の名前が『えん卓』だから、円(〇)がデザインされたのれんを下さる方がいたり、円(縁・〇)の入った物を下さる方がいたり、こういうのもその『ご縁』の1つですよね。

子どもの事を考えてのお店づくりっていうのは、自分に子どもができてからですかね。

「あったらいいな」⇒「自分たちで作っちゃおう!」

自分達が子連れで外食する時に、なかなか思うようなところが少ないっていうので、自分達が欲しいものっていうか、自分達が「こういうのがあったらいいな」って言ってて、「それって、うちでもできるじゃんって」事になって、キッズルームつくったりとかしたんですよね。

子ども達が大喜びしそうなキッズスペース♥

岩塚:子育てされてるからこその、細かい目配り、「こういうのあったら本当に子どもは嬉しいよね」、みたいなものがちゃんと置いてあったて、うれしい限りです。

野口:本当ですか!?

岩塚:はい、子ども達の大好きな絵本がたくさんあるし、小さい子ども用の手作りのイスがあったりとか、ほんとにすごいですよね。

野口:本当ですか。ありがとうございます。

岩塚:それは最近なんですか?作られたりとか。

野口:お店自体もDIYで作ってやったんですよ。

最初、費用をかけずに全部材料費だけで済ませて、初期投資・費用安くして、なるべく営業していくうえで負担にならないようにって、自分で作ったんですよ。

その手作り感、アットホームな感じが、お店を始める前からのコンセプト、想いだったんです。

その流れで、1階部分は全部DIYでつくって、2階は座敷にしようって計画して、これも自分達でトントンやって作りました。

子ども達が大好きな絵本がいっぱい!

岩塚:すごいですね。ご夫婦でアイデア出し合ってされたんですね!

野口:そうですね。

岩塚:ありがとうございます。

今回、私達の活動を応援して下さるっていうところで、このお店のコンセプトと本当に通ずるものがあると思いますが、応援して下さる理由とか想いをお聞かせ頂けたらと思います。

親子で楽しめる場所つくりは大切

野口:自分の子ども達も、わらべうたの会さんに参加させて頂いてるっていうのもありますね。

自分の子どももそうですけど、お子さん持ったママ達が来れるような場所、親子で楽しめる場所を作ってるっていう部分が、すごく共感できて、自分のやってる事にリンクしたんですね。

自分達が子育てしていくうえで、わらべうたの会さんのようなところがあると助かるし、僕は直接関わってなくて、奥さんからそういうとこに連れて行ったって話聞くだけでも、やっぱりそういったところあった方がいいんだろうなって思います。

岩塚:ありがとうございます。野口さんは元々、東京の方なんですか?東京生まれの東京育ち?どちらのご出身ですか?

野口:武蔵小山っていう目黒とか恵比寿とか南側ですかね。

どちらかっていうと、武蔵小山は下町みたいな感じですね。

古い商店街があったりとか、そういうとこだったんですけど、今はチェーン店のお店ばっか入って、昔ながらって感じはなくなっちゃったりとかしてますね。

こっちに来るうえで、高山は自然が本当に豊かで、都会育ちだからこそ田舎に憧れるっていうのがあったんでしょうね。はい。

岩塚:実際、こちらにこられて、今5年ですか?6年目ですか?

野口:6年目になりますかね。はい。

岩塚:もうこちらの生活には慣れましたか?

野口:慣れは、慣れましたね。

岩塚:移住してこられた皆さん、けっこう、「雪が…」、「冬が…」って、おっしゃるけど、その辺、どうですか?

野口:寒いのは嫌ですよね。

雪も慣れはしましたけど、雪、年々減ってるじゃないですか。

冬のえん卓も風情があってステキです…。

岩塚:そうですね。割と雪少なくなってると思います。

野口:こっち来て思ったのが、雪少ないと、景気が悪いっていう事ですね~。

高山の人、雪で仕事されてる方が多いから、うちみたいな飲食店では、冬、忘年会や新年会シーズンとか宴会がメインの収入だったりするんだけど、雪が少ないとそういうの自体もちょっと少なくなるんですよね…。

岩塚:収入が減ると、呑みに出かけようなんていうお金は少し控えて…みたいな事ですか?

野口:そうですね。

意外なところで、車の関係してる人、整備してるような人達も、雪が降らないせいで、「車がこわれんで、仕事がない」って言ってますね。

今年は忘年会と新年会を一緒になってやるとか、普段の呑み会自体もすごい減るっていうのがすごい事だな~ってビックリしました。

岩塚:困るのはスキー場だけじゃないんですね。

野口:そうですね。雪と共にある街って思います。

確かに雪が降って、早朝に雪またじしてる姿を見ると、生き生きしてますもんね、皆さん。

岩塚:皆さん本当に元気ですよね。

野口さんが高山に来られて6年になりますが、これから、お子さんと共にずっと飛騨での暮らしが続いていくわけですけども、ご自分のお子さんも含めて、子ども達に対して、想われる事とかメッセージとか、あるいは高山の未来に対して想われる事があれば教えて頂けたらと思います。

「飛騨高山がふるさと」っていいな…

野口:はい。僕の子どもにとって、ここがふるさとになるので、そういうのってすごくいいなぁって思います。

僕は東京生まれの東京育ちだったので、「ここがふるさと」みたいな感覚はないんですよ。

子どもが将来的にどこに行くかはわからないですけど、自然と共に育って、 「ここは自分のふるさと」っていうふうに思いながら大人になっていくっていいなって思います。

子育てもしやすいですしね、この辺だと。

岩塚:実は私も移住者の1人なんですけど。

野口:どこなんですか?

岩塚:群馬なんです。群馬からお嫁に来たんです。

なので、東京は本当にホームみたいな感じで、高崎線に乗ってちょこちょこ行ってました。

高山の話に戻りますが、高山って、近所との繋がり濃いじゃないですか。祭りとかも通してだと思うんですど…。

野口:良し悪しありますけどね。

岩塚:そうですね、こじれたら大変っていうのはありますけど、近所の人達みんなが子ども達を見守って下さってるのはいいな~って思います。

祭りの日も学校お休みになったりとかって、とってもいいですよね。

子ども達は、上の人から笛を教わったり、獅子も教わったりとか、地域の文化に触れながら大きくなっていくって、本当にいいと思います。

私自身は祭りがすごく好きなんですが、自分が小さい時は地域の祭りに関わったっていう記憶があんまりないんですよね、

高山、いいなぁと思って。

えん卓名物『塩手羽』 絶品です!!

野口:確かにそうですよね。昔ながらのものが、受け継がれながら結構残ってますよね。

僕の地元の方は、みこし担いで、道路封鎖されて、近所の人が交差点埋め尽くして、っていうお祭りがありましたけど、そういうお祭りはもうなくなってますからね。

維持していくのは大変でしょうけど、続いてるだけでもすごいなって思いますよ。高山祭とか。

岩塚:そうですね。ご実家に帰られるとなると、東京に帰るんですか?

野口:そうですね。年に1回か2回ですけど。

岩塚:それはそれで、高山の子は嬉しいと思いますよ。

「東京に行ったらどこ行こ~♥」みたいな。

野口:そうですね。それも逆にうれしいことですよね。

岩塚:でも東京の方が高山に来られて、「高山いいとこや」って言ってもらえるのは、とっても嬉しいです。。

それから、mama me partyも応援して下さったりとか、子育ての色んなプロジェクトに対しての応援を快くして下さるので、本当にありがたいです。

野口:でも、本当に、そういう子育て親子向けのイベントとかが増えれば、大人達の負担も減ると思うんですよね。

子育てっていうのも、いい事ばかりじゃないっていうか、大変な事もある中で、イベントみたいなのがあれば、心もワクワクするでしょうし、多分。

支えになるっていうか…。

岩塚:ありがとうございます。こんなに子ども達の事を想って下さる『えん卓』さん、私達も呑みに来ます!

野口:1人でも2人でも気軽に来てください。

岩塚:落ち着ける雰囲気だから、一人でも来れますよね。

野口:そうですね。いらっしゃる方は、ほとんど地元の方ですね。

今でこそ外国人さんとかすごい増えましたけど…

岩塚:外国からみえた皆さん、結構歩きますもんね。駅からとか…。

本当に古い町並みとかじゃなくても、全然このエリアくらいまでは、苦も無く歩いてこられてますよね。

野口:外国人の方がどんどん歩きますね。

日本人の方は雑誌を見て、ダイレクトでみえますけど、外国人の方は通りかかって、寄ってみましたって方が多いですね。

岩塚:へぇ~、そうなんですね!

野口さん、いろいろなお話を本当にありがとうございました。

これからも色んなところでお世話になると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

また奥様とお子さんも一緒に、遊びにいらして下さい。

野口:ぜひ、よろしくお願いします。

岩塚:よろしくお願いします。ありがとうございました。

野口:ありがとうございました。

これも人気メニュー 『鶏のだっしゃ煮』 中に何が入ってるかは、お・楽・し・み♥

都会から移住してこられたからこそ実感されている、高山の魅力を存分にお話下さった野口さん。

穏やかな口調と優しい目は、お店のあったかい雰囲気をそのまま表しているようでした。

ご自身も子育て真っ最中で、だからこそ気付ける、小さなお子さん連れのお客さんが楽しめるような、細やかな気配り、目配りが施されたお店は、子育てママたちのランチや、小さなお子さんがいる家族のディナーに、どんどん利用してもらいたいな~って思います。

『えん卓』のお店の名前のように、ステキなご縁を頂きました。

お心を大切にして、これからの活動に活かさせて頂きます。

本当にありがとうございました。

*えん卓 ホームページへはこちらからー

【店舗情報】

〇木曜日定休

〇ランチ 11:30~14:00(ラストオーダー)

 (ランチ営業は日・月・火・水のみ)

〇座敷席は前日までの予約制となっています

〇駐車場はありません