飛騨信用組合

サポーターの皆様の紹介

実はひだしんさんには、私達がまだ市民活動団体だったころから大変お世話になっています。

歌集「ひだのわらべうた」を発刊する時に、クラウドファンディングで資金を集めたんですが、その運営を行って下さったのがひだしんさんでした。(ファーボページはコチラー

地域クラウド交流会というイベントの際も、ひだしんの古里さんからお声をかけて頂いて、『木育ひろばを作りたい!』っていうプレゼンをさせて頂いて、おかげさまで木育ひろば実現につながっています。

そんなひだしんさんに、サポーター企業のお願いをさせて頂いたら、即、快諾して下さったんです。

地域の活性化に多大なる貢献をして下さっているひだしんさん、感謝いっぱいで山腰専務さんにお話を伺いました。

岩塚
岩塚

今日はお忙しい中、お時間を作って頂いて、本当にありがとうございます。

この度は、私共の会のサポーター企業になって下さってありがとうございます。

どうぞよろしくお願い致します。

山腰
山腰

よろしくお願い致します。

まずはじめに、ひだしんさんの経営理念ですとか、こういう想いで、この地域でお仕事を展開されてる、というのをお聞かせ頂けたらと思います。

HAPPYをつくる

経営理念を具体化するために、3ヶ年の中期経営計画という目標を掲げています。

そこで何をやるかというと、『HAPPYをつくる』っていうのをやってます。

その『HAPPY』には3つあって、『当組合職員のHAPPY・お客様のHAPPY・地域のHAPPY』これを同時に実現するような施策をやっていこう、って事です。

わかりやすいっちゃわかりやすいんだけど、なかなかやろうとすると難しいテーマではありますよね。

この地域のみんなに笑顔を増やして、みんなでHAPPYをつくるような、そういう未来をつくりたいっていうのが、基本的には最新の施策ですね。

例えば、今日のこの話に関連すると、働きやすさ日本一の組織を目指す

もちろん、できた事もできない事もあります。

でも、こういう目標で、ずっときたとこですね。

ひだしんさんは、『さるぼぼコイン』でしたり、『FAAVO(ファーボ)飛騨高山』でしたり、すごく地域に密着して、地域を活性化させていく施策を、いろんな視点、いろんな切り口から、すごく展開されてるんですけども、そういういろんなアイデアって湧いてくるんですか?

そういう想いで進んでるから、アイデアが次々浮かんでくるんですか??

もちろん計画はしながらですよね。

例えば、この前の3か年計画の中で、『FAAVO』や『BizCon HIDA』への取り組みに加え、経営指標を立てたりして、もう既に3年前なんだけど、『さるぼぼコイン』のネタみたいなのが仕込んであるんですよ。

この計画を立てる段階で、さるぼぼコインのアイデアはあったもんですから。順番に育てていくんだけども、ただ共通の想いとしては、今おっしゃったように、元気な地域をどうやったらつくれるのかっていうのがベースにあるんですよ。

ものすごく当たり前な言い方になるんだけど、「信用組合」というコミュニティバンクなので、この地域から逃げていく訳にはいかないじゃないですか、ひだしんなんで。

この高山が、あるいは飛騨っていう地元が衰退したら、自分たちの首を絞める事になるので、地元が元気になるっていうのは地域支援とか、そんなかっこいい話じゃなくて、生存する為の必要条件なんですよ。

そういう意味では、かっこつけてやってるんじゃなくて、「マジでやらないと俺らがやべぇぞ」っていうのが、基本的な認識としてはありますね。

その辺が、メガバンクと違って、私達主婦からすると、ものすごく親しみやすい存在になってるんですね。

何でも相談に行ったりできますし…。

とってもありがたいです。地域との繋がりがあってこそです。

それがひだしん65年という歴史の中で、地域の皆さまから可愛がって頂くのもあるんだけども、その事への恩返しを含めて、地元が元気になる施策を、本当に一緒になってやっていかないと、これこそが本当に大切な事だな~って思います。

帰巣率をあげる⇒元気なまちをつくる

たとえば、少子高齢化って言うじゃないですか。

人が減っていく、子どもがいない。確かに現状としてはそうなんだけど、最近地元で言われているのは、「子どもが地元に帰ってこないよね」っていうのを聞きますね。

『帰巣率』、巣に帰る割合。ここから都市部に行くでしょ、帰ってくる割合が極端に減ってるんですよね。

だから、生まれる子が少なくて、ていう理由もあるけど、出生率よりもむしろ帰巣率の方が深刻で、インパクトが大きいと思いますよ。

都市部に出て行く、大学に行くんだけども、「いやいや、卒業したら帰ってきてよ」って言っても、魅力のある元気な地域じゃないと、そりゃ帰って来ないのでしょっていうのが、とっても大きいですね。

個人的に言うと、私の子ども(30代)も東京に行って働いてて、嫁さんもいて、家族で向こうで住んでるんですね。

「帰って来るのか?」と聞くと、「帰ってこん事はないよ。帰れるよ。」って言うんですよ。

仕事にこだわらなければ、仕事自体は間違いなくあるので帰って来ますよって。

でも絶対に妥協できない事があって、それは、「元気な地域かどうか」って事。

息子、偉そうに言うんだけど、「高山が元気な地域だったら帰って来るけども、元気なかったらひょっとしたら、定年まで向こうにいるかもしれないな。」っていう言い方をするんですよ。

私共の世代あまりピンとこないんですけども、彼らの世代はそういう考え方が基本みたいなところがあるんですね。

「元気な高山ってどんなイメージなの?」って聞くと、例えばFAAVOなんか、そうなんですよね。

資金調達の手段ではもちろんあるんだけども、高山の元気な情報を都市部に発信するツールでもあるんで、彼らもFAAVO見て、高山でこんなコンサートやイベントあるんだって知るわけじゃないですか。

「高山ってところ、結構元気なんだね」ってメッセージの発信にもなるし…。

私達も、ひだのわらべうたの歌集、FAAVOで発刊させて頂きました!!

そうそう。その動きを、私の子どもらは東京にいて、FAAVOを通じて、高山でこんな事やってるんだって知るわけですよ。

高山でそんな活動やってるのって伝わるんですよね。

それは、なかなか大きいんじゃないかなって。

例えば、飛騨高山ジャズフェスティバルが5月にあって、私達も全面的に応援しました。

息子たちは、「高山でこんなクォリティー高いジャズフェスやるの!?」っていう目で見るんですよ。

文化的な振興だとか、スポーツの振興だとか、地元を元気にするような施策には骨身を惜しまずというか、全面的にコミットしたいっていうのが基本的な発想ですね。

やっぱり、先ほど山腰専務さんがおっしゃった、「出生率より帰巣率上げる事が大事」っていうのが、すごく実感あります。

おととし、高山市が高校生達にとったアンケートも、「戻ってこようと思わない」って子が増えてるんですよね。前回行ったアンケートよりも…。「えぇ~!!」って思って…。

統計でいうとね、すごい事になってますよね。

その数字はドキドキするので、あまり見たくない真実なんだけど…。

そこが本当に大事だと思ってて、もちろん、金融の立場なんで、地域支援、企業支援、色んなやりたい事あるし、やらなきゃいけない事もあるんだけども、それだけじゃなくて、「地元の元気をお手伝いしたいな」っていうのがすごくあるんですよ。

「さるぼぼコイン」もその延長戦上にあって、あれだけメディアで取り上げられるって事で、地域に大きなインパクトを伝えられるかなって思います。高山すごい事になってるなって…。

もう1つは地域の中でお金を回す事で、いわゆる『お金の地産地消』に繋がるなって想いもありますし…。

経済誌とかにものすごく取り上げられていますね、さるぼぼコイン。

それは結果として、大変ありがたい事ですね。

高山を注目して頂くきっかけになるのも、とてもありがたい事ではすし、さらに地域に暮らす私たちの誇り、シビックプライドにつながれば、とても嬉しいですね。

本当にすごいと思います。ありがとうございます。

それでは、2番目の質問に移らせて頂きます。

先ほど、お話頂いた事にも関連してくると思うんですけども、今回、私共の会のサポーターという事で、本当にFAAVOにしても、今回のサポーターにしても、色んな面でサポートして頂いてるんですが、その理由といいますか、想いをお聞かせて頂けたらと思います。

職員もHAPPYに⇒子育て支援

かっこよく言うと、地域の事を考えるんだけども、うちの職員自身がHAPPYにならないといけないと思うからです。

職員は、もちろん地域の構成員です。

職員が元気に生き生きと、HAPPYになれば、地域のHAPPYにも繋がるっていうのが、基本的なイメージなんですよね。

そうした時に、若い人が子育てしながら仕事をしていく、って話は、地域課題ってイメージよりも、うちの職員の課題でもあったりするじゃないですか。

例えば、うちの女性職員が子育てするのに、育てやすい環境っていうのが地域にとってももちろんHAPPYだけど、彼女にとっても大事な事なんですよね。

そこはこだわりたいって事はありますね。

例えばなんですけど、制度的に言うと、育休(育児休暇)があっても、「なかなか取りにくいよね」って誰も取らない過去がありました。

でも、そんな事ではあかんので、ちゃんと育休取って子育てもして、また職場に復帰して仕事をやろうよって声が段々増えてきたんです。

今では、育休を取ることが当たり前になっていて、3人の子どもを育てて、なおかつ正職で管理職やってる、なんて人もいます。

正社員ですか!?

うん。そういうママさんがいて、なかなかすごいですよ。

育休取って、それから職場復帰して、正職で頑張っている女性がいるんだけど、それが当たり前の光景になってきたのがすごくやっぱり嬉しいですよね。

じゃ彼女達が、自分の子をちゃんと育てようと思った時に、仕事もあります、旦那も仕事してます、でも子どもきちんと育てたいよって事になってくると、皆さんがやっていらっしゃるような活動っていうのは、全く他人事じゃない、自分達の職員の為にも、とっても必要な動きをして頂いてると、本当に思います。

私達の身内の事を考えていく事が、地域の課題解決に直接繋がってるような認識があるんです。

以前、駿河屋さんと協働で、「ママのための職業体験」をさせて頂いたんですけども、その時、(ひだしんの)奥原さん(当時古川支店勤務)が来て下さって…。

本当に「子育てしながら仕事をする」っていうのが普通の光景っていうのが、すごくいいなぁと思いますね…。

奥原さん、「すごく働きやすい」っておっしゃってみえました。

「子育てしながらの職場復帰させてもらったんですけど、子どもの学校行事とか色んな事に対してもすごく柔軟に対応してもらえる」って発表されてました。

『働きやすい・育てやすい』っていう環境が『地域の元気がある』って事につながって、外へ出ていったら子らも「高山帰って、地元で子育てしたいね」って帰って来てくれる、そうなると、ますます地域が元気になる、なんて善循環が起きたら最高ですよね。

専務さんご自身は高山ご出身なんですか?

バリバリ高山です。

生まれも育ちもですか?

はい。

そうなんですね!

私、飛騨にお嫁に来て思ったのが、飛騨の方達の『飛騨愛』ってすごいなと思って…。

ちょっと尋常じゃないでしょ?(笑)

本当に飛騨に対して、熱烈に愛してやまない、地元の方達がすごく地元の事を考えて、盛り上げて下さってるなって印象がすごくあります。

ただ、それだけじゃなくってね、Uターンもそうなんだけど、Iターンも増えてきて、観光人口も増えてきたって事をひしひしと感じてます。

これは、チャンスだ、高山注目されてる、人の輪が広がっていくのは、すごいチャンスなんだと思う。

飛騨産業の社長さんもこの前インタビューされてたけども、地域の魅力を発信するには、今が本当にチャンスだと思うんですよね。

今やらなきゃいけない事が多分いっぱいあって…とは思いますね。

はい、本当にそう思います。

私達も、子育て世代の方々にアプローチして、『高山で子育てしたい!』って人をとにかく増やしたいなと思ってます。

移住にしてもそうですし…。

「コマフェス」っていうのがあったでしょ?

うちも参加させて頂いて、商売としては、さるぼぼコインをPRさせてもらったんですけど、お母さん達が自発的にイベントを開催するようになってきてるのはすごいなと思って…。

本当ですね!

ママさん達で飛騨を盛り上げていこう、子育て環境をよくしていこうっていう動きが出てきていて、すばらしいです。

本当にすごいなと思いますよね。

皆さんも9月の地域通貨国際会議の時に、「こだま~れ」のイベント(飛騨高山木育フェスタ)されましたしね。

そうでしたね!

山腰さん、活エネルギーアカデミー、エネポの方でも深く関わっていらっしゃいますしね。

地域通貨の国際会議、RAIMCS(貨幣革新・地域通貨国際会議)が高山で開催されたなんて、すごい事ですよね!

地域通貨の世界フォーラムという事で、世界中から人が集まってきたんですからね。

世界中からなんですね!

世界中から人が集まってきて、地域通貨の可能性について議論したんです。

「なんで高山で国際会議?」っていうのが、皆さん不思議に思われるかもしれないけど、高山って『さるぼぼコイン』っていうデジタルの地域通貨があって、『エネポ』っていうアナログの地域通貨もあって、その両方が地元に受け入れられているっていうのが、世界的にもとっても珍しいわけで…。

それに関連した環境関連のイベントも開催されたんですよね。RAIMCSは1週間開催されたんですよ。すばらしいですね!

本当にすごい事だと思いました!

「こだま~れ」で関わらせて頂けて、もうほんとにワクワクしました!

「木育フェスタ」を開催させて頂いた中で、会場で、「さるぼぼコイン」や「エネポ」を使えるようにして、地域通貨にどれだけでも関心を持ってもらおうって取り組みをさせて頂けて、ありがたかったです。

それはとっても良かったです。本当に盛り上がりましたよね。

本当にありがとうございました。

それでは、最後になりますけども、子ども達の未来、そして飛騨の未来に対して一言お願いしたいと思います。

高山からHAPPYをじわーっと伝染させていく

私ね、5歳の孫がいるんですよ。

え、そうなんですか?おじいちゃんなんですか?

そう、おじいちゃん(笑)

私も61になるんだけど、さっきおっしゃった、私は、地域に対する尋常じゃない想いみたいなものがあるので、孫がいるからよけいリアルなのかよくわからんけど、この子らが生きていく将来のこの地域っていうのが、どういう世界になっとるのかっていうのが、ものすごく強い関心があるんですよ。

ひょっとすると、それが自分の1つのモチベーションにもなってるのかもしれないんだけども、「やれる事は全部やりたいな、あの子らの為に」みたいな事も思います。

よくいろんな会議とかで、「飛騨みたいな、こういう環境で育てたら、子ども達がこんなに豊かに育ちますよ」みたいな、『高山モデル』といいますか、日本中の人達が『あんなところで子育てするっていいな』って思ってもらえるような事を発信できたらっていう事が話に出ますけども、まさしく、今おっしゃったような事がそういうところに繋がっていきますね。

あえてややこしい事を言うと、「高山の子育て」って事で、今後注目されて、みんな元気になって、まちが活性化して…っていう事を、もちろんそうしたいんだけども、それが高山にとどまらず周辺にも広がって欲しいって思うんです。

高山にだけが独り勝ちして、人口集中して、っていうのはどうかなって思う。

少子化の現代においては、他から引っ張ってくる、人の取り合いみたいな話になってきますからね…。

だから、高山での取り組みとか、そういうのがじわ~って広がっていくと、みんなすごい生きやすいだろうなって思います。

うちだけが閉鎖的なモデルをつくっても、当人はいいんだけど近隣のところはHAPPYなのかっていう話になりますからね。

こういう、じわ~っと伝染して広がっていくみたいなのが、多分いいんでしょうね。

「高山みたいな子育てが魅力的でモデルになる」って伝染していくなんてのが1番嬉しいな。

飛騨から東海、そして全国的に広がって・・・。

それが本当に夢なんだけどね…。想いはあるからね。

それこそ、「HAPPY」がじわ~っと広がっていくなんていうのは最高の夢ですね。

そうですね。

ひだしんさんの皆様の明るさだったりエネルギーっていうのは、ブラックブルズ試合の時、応援席とか見てても思いますけど、すごいですよね!

基本的にみんな酒呑みなんですよ。

(笑)そうなんですか!

宴会大好きですからね~(笑)

なんて楽しい職場なんですか!

そうなりたいっていうのと、実際そうかっていうのはもちろん違って、中期経営計画の反省含めて、全員職員アンケートをやったんですよ。

無記名で、何でも書いてって…。

もちろん「ここを何とかしてくれ」っていっぱいある。

でもそれが組織としてはすごく嬉しくて。

それが、あきらめられてしまったら、声なんてあがってこないじゃないですか。

ネガティブな声も含めて、きちんとあがってくるのは、組織として逆に嬉しいので、それをすくいあげながら、こうなりたいなっていうのに近付けていきたいって思ってます。

わかりました。お話してるだけでも、パワーを頂く感じで、高山の未来は明るいなってすごく希望がわきあがってきます。

ありがとうございました。

お心を大切にして、これからの活動に活かさせて頂きたいと思います。ありがとうございました。

ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。

飛騨をこよなく愛する山越専務さん、地域がどうやったらHAPPYになるか、みんながどうやったらHAPPYになるか、常に考えていろいろな手を打っておられます。

地元の金融機関が子育てに関心を持ち、子育てを応援して下さる、本当にありがたい事だと思います。

お心を大切にして、これからの活動に活かさせて頂きます。

ありがとうございました。

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