(有)仏壇工芸ほりお

サポーターの皆様の紹介

明治42年創業の、老舗仏壇店、「仏壇工芸ほりお」。

飛騨の匠の技術を結集して作られた手作りの仏壇は、格調高い中にぬくもりがあって、そのお家お家のご先祖様への深い想いに、優しく向き合ってくれます。

そんな歴史と伝統ある老舗の会社が、サポーター企業になって下さるとのことで、奥原社長さん、堀尾久美子さん(同じくみこです)にお話を伺わせて頂きました。

岩塚
岩塚

この度は本当にありがとうございます。

「仏壇工芸ほりお」っていうと、高山では知らない人はいないほどの会社です。

私たちのような子育て支援の活動を応援して下さるなんて、本当にありがたい限りです。

奥原
奥原

いえいえ…。

高山の地域性なのか、仕事をしていると、色んなところで繋がりがあってね…

今、「森のエコハウス」を管理しているんでしょ?

はい。そうです。ご存知なんですね!

知ってますよ~。

実は私、エコハウスの建設の時に、「高山あすなろ会」の会長をやっとったんですよ。

エコハウスは、山田貴敏さん[笠原木材(株) 代表取締役社長]とか色んな方々に尽力頂いて、高山市に協力しながら、建ったんだけど、維持管理していくにはどうするかって話になって…。

前は、ソムニードさんが管理しとったんでしたっけ?

はい、ソムニードさん。今は認定NPO法人「ムラのミライ」になったんですけど。

これまでソムニードさんがやってくれとったみたいやけど、事務所をうつられるという事で、今度わらべうたの会さんがあそこを管理されるっていうのを聞いたんですよ。

そうなんです。2018年の7月から森のエコハウスの管理をやらせてもらう事になって…

 

木育は大切な取り組み

拠点にするには、あそこはとってもいいと思いますよ。

そうですね。ちょうど今“ぎふ木育”というのをやっているんです。

飛騨の木でおもちゃを作ったり、色んな木工業さんと連携して、おもちゃを開発したりして、子ども達に、木に親しんでもらおうって事をやってるので、「森のエコハウス」を管理させていただける、っていうお話は、本当に夢のようなお話です。

そうですよね。

私達あすなろ会も、木育って事は大切やなっていうところから、飛騨高山全地域の、夏休み木工工作の作品展を主催してます。

そうなんですか。

木の枝を配ったりとか。枝…?苗ですか。材料とかも配っていらっしゃいますよね。

うん、夏休み前に子ども達のために無料材料配布もしてます。

そうですか。あすなろ会さん。入ってみえるんですか?

ちょっと前まで。

今は卒業しちゃったんだけど。10年以上お世話になって、その過程の中で、エコハウス建設に協力させてもらったの。

すごい立派な、ご仏壇がありますね。エコハウスの中に。

あれもほりおさんが作られたんですか?

あういうのがあると、本当、家っていうか、格のあるおうちって感じでいいですね。

 

 

仏壇工芸、飛騨の匠の技術を次代へー

そうだな~。

森のエコハウスに置く仏壇という事で、森林都市「飛騨高山」をイメージし、材料も地域産材のスギを使い、また飛騨の伝統工芸の春慶塗で仕上げたものを置かせて頂いているんやけどね。

へぇ~。高山の大きなおうちっていうか一軒家は、あういう仏間が多いですね。

そうやな。

今の建売は、仏壇が無い家が殆どで、家具調仏壇や上置仏壇が主流になりつつありますが、代々継がれてきた家には仏間があり、そこにあるお仏壇が家の歴史をずっと見守ってきたと思うんです。

私は、伝統ある「高山仏壇」を後世に残し、またその技術を受け継げるために色々頑張っているんです。

こういう仏壇工芸とかそういったところの後継者っていうのは、やっぱ全国から来るんですか?

いや、うちの場合は地元の、地元で若い…

若いっていっても今1番若いので28か。

やっぱり、こういう事に関心とか、こうモノづくりが好きでとか?

ほりおの息子。

後継者でもって、職人さんでいらっしゃるんですね!

堀尾
堀尾

修行中です。

素晴らしいですね!!

そやね。

息子の上には30代、40代の職人も頑張ってくれてますし、厳しく指導してくれてます。

ほんとですね。

先日の金箔貼ったりとか、あんなちょっとやそっとじゃ本当できないなと思って。どんだけ、やっぱり年期を積まないといけないんだろうと思う位ですよね。

そういった技術を繋げていければなと…。

一度技術が途絶えたら、どうやって作るんやろ?って話になるからね。

高山には絢爛豪華な屋台がある以上、そういった伝統技術に携わる職人が残っていければと。

そうですね。

匠の技って言われてる位に、やっぱ飛騨の人のモノ作りというか技は、本当に秀逸だと思います。。

まぁ、作っている本人はそこまで気付かんけど。

繊細な作業なので集中してのモノ作りって大変ですが、本当にモノ作り好きだからやっとるんやと思うけどね。

お2人とも、本当に根っからの飛騨人(ヒダビト)なんですね!

飛騨人。僕は1年半位、名古屋にいたけど。

そうなんですね。

私なんか、本当にまだ15年のペーペーで。飛騨にお嫁に来て15年くらいですから…。

いやいや、濃いもん。高山来てから高山への関わりが濃いもん(笑)

堀尾
堀尾

ねぇ~(笑)

え~!濃いって…(笑)濃いですか~?(笑)

僕らより濃いって~(笑)

そうですか~?

飛騨に、こうやって関わる事が沢山あるので、本当にありがたいです。

この前の会食の時に、岩塚さんのだんなさんとご一緒して、岩塚さん、どんどんどんどん酒飲むしさぁ(笑)

で、奥さんがよそからお嫁に来たお母さんたちとサークル作って、わらべうたをお年寄りの方々に聞きに行ったっていうのが始まりで、それで、調べていってみると、飛騨のわらべうたが100曲以上もあって、みたいなさー、そんな話を聞いたわけよ。

えー、そんなに語りましたか、うちの主人…(笑)

(小声で)何を話してるんだ、呑みの席で…(笑) へぇ~、そうですか。

そういった話は、実は岩塚さんの旦那さんを知る前から知ってたんやさな。

年寄りの方達のうたを聞きに行ったりとか、ヒッツで歌が放送されてるというのもだし、メディアでも見てるしね、岩塚さんのやってる事は。

ありがとうございます。

そこからまた、たかんこちゃん(イラストレーター:大森貴絵さん)に繋がってさ。たかんこちゃんとも。

たかんこちゃん、知ってるんですか⁉

知っとる、知っとる。

たかんこちゃん、高山に帰って来てイラストレーター始めた頃に、若い人たちのグループを作っていて、なぜか私の所にみんなで遊びに来たんですよ。

そうなんですか!

ほりおのトラックなんかに、たかんこちゃんのイラスト描いてもらってるしさ。

そうなんですか!?へぇ~。

うちのパンフレットなんかもそうですし…

そうなんですか!? え~、すごぉ~い!

いろんな所で高山って繋がるなぁと思ってさ。

本当ですね!

たかんこちゃん、2人目の赤ちゃんの出産で入院して、明日出産っていう前日まで、わらべうたの歌集のイラスト描いてくれて…。

「点滴うちながら描いてます。仕上げんと!」とか言って頑張ってくださって、すごいお世話になりました。

芯のある子やでね。あの子はね。

本当にプロ意識があって。本当にいいご縁を頂いたと思って。

考え方が一緒やと、どっかで繋がっていくんかなっていうのがわかるし…。

僕らもねぇ、子どもたちのために、なんていう活動は、なかなかお手伝いできんから、なんかできんかな…って思ってたところへ、旦那さんからの話で、大変な苦労してる、って話になったから。こりゃ、すぐに応援してやろう!て話になって…。

本当ですか!

本当にありがたいです。今こうやってお話頂いた、ざっくばらんのお話で、こういう人柄ですよ、とか、こんな想いで高山の子どもたちに対して想っていますよとか、ちょっと紹介させてもらいたいと思っています。

これは、皆さんに聞かせて頂いてるんですけど、高山の未来とか高山の子どもたちに対する想いとか、ちょっとお2人からお伺わせて頂けたらと思うんですけども。

また難しい事を…(笑)

子ども減り続けていますし、なんとか、私達は今ここで育った子どもたちが、30年後に「やっぱ高山で子育ていいよな」って思って戻ってきてくれたらなってのがすごくあるので、そんな想いで活動してるんですけど。

なにか、くみこさんからも聞かせて頂けたらなと思うんですけど。

堀尾
堀尾

こういう(わらべうたの会のような)活動があるから、やっぱり私達の知らない事を子ども達に教えていってもらえるっていうのはありがたい事かなって。

ありがとうございます。

飛騨の豊かな地域資源を子育てにー

堀尾
堀尾

ほんとにありがたいですよね。

うちの子、成人してるんですけど、その頃はやっぱりそういう活動がなくて、あったんかもしれないんですけど、そういう所に参加する事もなく、あの頃は児童福祉センターとかもありましたけど、あまりそういうところに行った事もなかったので、今、子どもが小さかったら、わらべうたの会とか参加させたいなとかって。

ありがとうございます。

堀尾
堀尾

さっき(リーフレット)見てたんですけど、おひな様の行事、下呂とか小坂とかはね、今も残ってるでしょ?

『がんどうち』ですね!小坂とかでは、今も残ってるんです。

堀尾
堀尾

おひな様見せてくれって、お菓子やわって待ってるんやよとかって、この辺ないですよね。

そうですね…。

花岡とか市役所の辺りは昭和のはじめ位までは盛んにあったんですけど、今ではすっかり消えてしまってますよね…。家々を回ってお雛飾りを見てお菓子をもらう、和製ハロウィンみたいな感じなんですけど…。

堀尾
堀尾

そうなんですね。

そういう事って、今は危ない事に繋がったり、準備も大変だったり、っていう事で、段々なくなっていってしまいますよね。

そうですね。

こういう子どもたちが喜ぶ行事とか、飛騨の木を使ったおもちゃとか、飛騨のうたとか、本当に飛騨には宝物、子ども達が豊かに育つ宝物が沢山あって、しかも本当に身近にあるので、やっぱりそれを子育てに取り込んでもらえたらなぁっていうのを強く思います。

なるほど~。

高山市は森林都市なので、その資源をいかに子ども達に……という所を応援していきたいよね。

子ども達には「木育」を通して、豊富にある木にどんどん親しんでもらいたいね。

木に触れて温かさ柔らかさを感じたり、切ったり削ったりを子ども達に教えてやって、家具職人、大工とか木工といったモノづくりは楽しいと思い、後継者が増えればと思います。

仏壇も大工で一緒ですけどね。

一見強面(こわもて)の奥原社長さん、でもそのお人柄は、気さくで面白くて、次代の若者、そして子ども達をこよなく愛し、応援するとってもダンディーな方でした。

高校時代、ハンドボールをされてたそうで(なんと、高校の時、挟土秀平さんと一緒にハンドボール部に所属されてたそうです!めちゃめちゃ怖そう…)、私、とても親近感を持ちました。

飛騨の木を子どもたちにもっと知ってもらいたい、関心をもってもらいたい、そんな想いをもっていらっしゃる事もうかがえ、本当にうれしく、そして心強く思いました。

そして、傍らでお話下さったくみこさんも、控えめで穏やかで、一緒にいるだけでほっこり癒される、そんなあったかい方でした。

お二人のお話を伺って、とても温かい気持ちになりましたし、「がんばろう!」っていう想いが一層強くなりました。

お心を大切にして、これからの活動に活かさせて頂きます!

(有)仏壇工芸ほりお ホームページはコチラー

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