助産院なお

お母さんと赤ちゃんを包み込むような、愛情いっぱいの、あったかーい助産師さん、直子さん♥

直子さんと出会って、「いのち」の尊さ子育ての尊さ「育む」という事はどういう事なのか、等々、たくさんの事を教えてもらいました。

そんな大好きな直子さんが、私たちの活動を応援して下さる、という事で、感激いっぱいで伺わせて頂きました。

 

岩塚:この度はありがとうございます。本当に感激です。

長田:いえいえ~、とんでもないです。

岩塚:まずは、「助産院なお」さんの、この助産院を建てられた想いとか、どういう想いで運営されてるとかを教えて下さい。

もっとパーソナルに関われる存在になりたい

長田:私は元々、病院の中でずっと働いてたんやけど、地域の人にもっとパーソナルに、1人1人にもっと深く関わりたいなという想いがずっとあって…。

どうしても病院やと制限があるんですよ。

出産後、退院された後の様子を、気になったら電話でお聞きしたりとか、外来に通ってみえる方で気になるなって事を電話して聞いたりとかするんですが、勤務時間内だけなので、プライベートはNGじゃないですか。

でもすごく気になるし、どうなったかなぁとか、勤務時間とか関係なく聞きたい時ってあるんですよ。

それから、もっと地域の人と繋がりたいっていうか、みんなの近いところで仕事がしたいなっていう想いがあって…。

元々ちょっと変わり者やもんで、もっと地域の人たちの近くに行きたいっていう想いにプラスして、ちょっと冒険したいなって想いもあって、「助産院をしようかな」って事になったんです。

これも思わぬ展開でヒダストで(丸山)純平君が書いてくれたみたいに、ころころころってあららってなっちゃった感じ。

岩塚:もうどれくらいになりますか?

長田:ここ開院したのは、今年10月で丸3年になります。早いですね。

岩塚:直子さんだからこその想いを持って、満を持して助産院を開院されたんですね。

「助産院なお」のなおさんに惹かれて、そこに集うお母さん達がいて、赤ちゃんがいて…。

長田:本当にそうですね。

私、1回来て下さった方っていうか、お客様とはずっと繋がっていくので、産後だってメールとか電話とかでも相談うけたりしてて、「繋がったお客さんは、誠心誠意がっつり関わります」っていう想いがすごくあるんです。

うちに来て下さった方は、電話とかでの相談は無料なんですよ。

「愚痴でも何でもどうぞ」って感じで、気軽に相談して頂いてます。

結構おうちの事とか、ちょっとした嬉しい事なんかも言ってきてくださいますね。

例えば「歯が生えてきたよ」とか、「こういう事で旦那とケンカしてまった」とか、「辛いで行ってもいいですか?」とか、「熱が出たでどうしよう…」とか、「子どもが吐いたんやけど、大丈夫ですか?」とか、相談と一緒に写メがきたりとか、病院にいた時は絶対できなかった事なので、すごくパーソナルに関わらせて頂けるのが本当に嬉しいなと思うし、自分もすごく学びになるんですよね。

その方との関わりを通して、自分と子ども、自分と母の親子関係を思い返したりとか、「そうか、こんな考え方もあるんやな」とか、本当に日々学ばせてもらってます。

子どもさん達から学ぶ事も多いし、自分の方が受け取る事がとても大きいなって思ってますね。

岩塚:お母さん達にとっても、それはありがたいですよね。

私も、1人目産んだ後なんか、娘がちっとも寝てくれんで、自分は寝たいのに寝てくれない、下ろすと泣くので夜中ずっと立ってて、「一体いつまでこの状態が続くんだろう」って、ものすごく不安になりましたもん。

その時、「産後うつって本当にあるんだな」って思ったけど、そういうケースなんかのサポートもしてもらえるなんて、すごい安心感がありますね。

長田:ほんとそう思います。

この前、行かせて頂いた方、退院されてまだ2日か3日の方だったんですけど、もう本当にすごい疲れてみえて…。

「ちょっと休もうよ、休んでいいよ」って言ってあげて、お乳見てあげたり、最後にハンドマッサージしてあげてたら、お母さんがふわぁ~って寝ちゃって…。

んで、寝て起きたら「わー!お乳がすごいぶわぁ~っと出だした」って言ってビックリされて…。

岩塚:お母さん、ストレスたまってたんですかね?

お母さんを抱きしめてあげたい

長田:緊張して、ピーンと糸張りつめてたんだろうなって思います。

産後のお母さんはもちろんそうなんですけど、最近多いのは、出産する前の、妊婦さん達ですね…。

うちにいらっしゃるお母さん達って、色んなものを吐き出したいって方も結構いらっしゃるんですよ。

お子さん亡くされたって方もいらっしゃるし…。

「ここ来るとすごくホッとする」ってみなさんおっしゃって下さるんですよね。

もう1人違う方は、何が辛かったって訳じゃないんやけど、自分の中で煮詰まってたんですね、きっと…。

その方お子さん2人いらっしゃるんだけど、急に電話かかってきて「お乳の状態が悪い訳でも何でもないんやけど、行ってもいいですか」っておっしゃるんです。

それで「全然いいよ~。おいでよ~。」って言ったら、来て下さって、私が「頑張っとったね~」って言った途端に、ぶわ~って泣かれて、思わず私、抱き締めちゃったんです。

「大丈夫やよ~」って言ったら、「うわ~」ってすごく泣かれて…。

自分も子育てしてる時に、誰かに抱き締められたいって想いがすごくあったんですよ。

子どもの時って簡単に「お母さん」って言うと、ぎゅって抱っこしてもらえるんやけど、大人になった自分を抱き締めてくれる人って誰もいなくって、すごく背中が辛いっていうか、誰かにこうやって欲しいって思う時にやってもらえんかったなって思ってたんです。

そういうのって素直に言えないよなぁって思います。

でも私は抱き締める人でいたいって、すっごく思ってます。

なので、ここでよく抱き締める事が多いんですよ。ついつい、ね。

病院の時もそうやったんやけど。うんと包んであげなくちゃって、すごく思ってしまって…。

一緒に泣いたり笑ったりできるのがすっごく嬉しくてね~。

生きとるなって感じがすごくするんです。

うまく言えないんですけど、うまく子育てができるとかじゃなくて、『その人がその人らしく生きれる』『輝く人生を歩んで欲しい』だけなんです、本当に。

自分もそうありたいと思うし、「あなたも私も、幸せで生きたいよね」そういう事を伝えていきたいです。それの1つのお手伝いになればと思ってます。

岩塚:お母さん達にとって、直子さんの存在は大きな救いですよね。

直子さんに全部受け止めてもらえたっていうか、「すごく救われた」って思いますよね。

長田:最初に話したお母さん、帰った後にLINE下さって、「何したって訳じゃないけど、マッサージしてもらって、『そっかぁ~』って話を聞いてもらって、自分もわぁ~ってお話したら、帰りにすっごい気持ちが嬉しくなって、鼻歌まで歌ってる自分にすごいびっくりした。すごい嬉しかった。」っていう内容でした。

それってすごい思う。

人対人の、人の繋がりとか「生きてるなぁ」っていうのが実感できる。

病院にいた時できてなかった訳じゃないですよ。

日赤にいる時もいい体験を色々させて頂いて、すごく自分を成長させて頂けたんですけど、より深くなったなぁって感じがしますね。

岩塚:1人1人とつながりがより濃密になって行ってますよね。

直子さんの動きに制約がないという感じします…(笑)

長田:そうそう、そうですね。

岩塚:そう言えば、大雨特別警報出た時に、直子さんが不安に思ってる妊婦さん、子育て親子向けに「妊婦さん、子育て中のママへ」ってFacebookでメッセージをアップされたじゃないですか。

私、これは大事なメッセージって思って拡散させてもらったんですけど、これもフリーな直子さんだからこその行動だと思います。(2018年7月5日HP参照

長田:ありがとうございます。

岩塚:「妊婦さん、不安やったり何かあったら電話下さいね。24時間OKよ」ってそういうメッセージも発信されて、その夜、お一人の妊婦さんからお電話あったんですよね?

長田:そう、病院にいたら発信できなかったんですよね。

岩塚:この一本の電話で助かったお母さんがいるって大きな事やなと思って…。

長田:逆に自分も嬉しいですよね。

その方が喜んで下さったり安心して下さるのが一番やけど、それを一緒に喜べる気持ちになれるっていうところが、すごくありがたい事やなぁって思います。

岩塚:数年前に、朝日で子どもの発達に悩んで心中自殺された親子の事を、わらべうたに遊びに来てたお母さんが知ってて、「あのお母さん、子どもの事で悩んでたんですよね~」って言ってたのを聞いた時に、もし自分たちがそういう事を教えてもらえる存在になってたら、もしかしたら何か手が打てたんじゃないか…って、すごくショックだったんですよね。

もちろん市内全ての親子を把握する事なんてできないけど…。

長田:1人でも2人でも助ける事ができたらいいですよね。

うちに来る方達って、ほぼほぼ紹介なんですよ。

「なおさんなら聞いてくれるよ。行って来なよ。」って言われて…。

HP見たって来て下さる方もみえますけど、圧倒的にご紹介ですね。

紹介した人と一緒に来たりしますし…。

「ここ、いいよ~。遊んでいきなよ」って感じで連れてこられるんです。

私、子どもにおもちゃみたいに思われるみたいで、本当にお母さん達にびっくりされるんですよ。

「うちの子、すごい人見知りで、初対面の人とこんな遊ぶ事ないのに…」って。

赤ちゃん返りしてた2歳の子が、パンツ型のオムツをしてて、ひとしきり遊んだ後におしっこでパンパンになったから、オムツ替えようってなった時に、ママに「嫌だ」って言ってダダこねてたのに、「おばちゃんと行くか?トイレ行こうぜ」って言ったら「行く~」って言うんですよ。

んで、その子と手を繋いでトイレ行って「おしっこもしてみるか~」って言ったら「する!」ってトイレでおしっこもできて…。

「自分で流せるろ~」って言ったら、ちゃんと自分で流せたので、「お母さんに『できた!!』って言っといで」って言ったら、お母さんに、「できた!」って喜んで言いに行って…。

岩塚:すごぉ~い。

長田:帰る時も「おばちゃんも一緒に帰ろう。」って言ってきたりしてね。

岩塚:子どもにとってもお母さんにとっても、ここは「癒しのオアシス」やね。

長田:ここは児童館か?みたいな事もあるんやよ…(笑)

赤ちゃんおんぶしながらお母さんのマッサージして、マッサージしながら上の子に絵本を読むっていう、そんな事もあります。

「絵本読みながら赤ちゃんおぶってお母さんの話を聞く」、自分でもこの図、面白いよなって思います。

ま、子どももお母さんも楽しんで下さればいいんです。

私自身も楽しい事が大好きなので…。

岩塚:それは存じております。前々から知っております(笑)

長田:私、子どもをいかに笑わせようかって思うんですよね。

来た子、絶対びっくりさせようって事も思います。

常連の子が来るとき、私、あそこ(部屋の一角を指さして)に隠れてるんですよ。

「うわぁ!!」って驚かすんです。

子どもも「それがすごい楽しい」って言ってくれます。嬉しいですね。

岩塚:本当にいい助産院を開いて下さって…。

長田:いえいえ、とんでもないですよ~。皆さんのおかげです、本当に。

岩塚:「助産院なお」の看板もね…、あぁ、でもその話を伺うと長くなるので(笑)、2つ目の質問に入らせてもらいます。

今回、応援しようって思って下さった想いというのを聞かせて下さい。

わらべうたは子育てを楽しくする知的財産

長田:そりゃ、やっぱ、久案子さんですよね。

本当に、久案子さんの熱意とか、「お母さん達と子ども達の為に」って想いがひしひしとすごい伝わってきますよね、日頃の活動見てると…。

わらべうたの会さんももちろんですけど、久案子さんの人柄に惚れてっていうのがすごくあるし、「これが巡り巡ってお母さん達のところにきっと役立てて下さる・・」ってすごく思うんですよ。

何かモノを与えるんじゃなくて、わらべうた、知的財産ですよね。それを持ち帰って、子どもと遊ぶ…。

うちで特別な物を買い揃えなくてもいいんです。わらべうたはうちでもできるじゃないですか。

岩塚:わー、すごい!その今の言葉が、ものすごく深いです。

長田:もう、本当にね、久案子さん達が「わらべうたってすごくいいよね」って飛騨中走り回って収集して、後世に残して伝えようよっていうのがすごいですよ。

わらべうたっていうのはそもそも、子守りとか子育てとかの時に、生活の中で使われていた事じゃないですか。

それって別にゲーム買う為の機具を買う訳でもないし、お金もいらなくて、お母さんが歌えばそれでいい事やもんね。

「子育てを楽しくする」「子どもの気持ちを豊かにする」というか、「親子関係を豊かにする」ものを、わらべうたという知的財産としてお母さん達に提供するというか、与える、差し出すって事は、すごい素晴らしい事だなって本当に思います。

知的財産をね、皆さんに与えていらっしゃると思いますよ。

岩塚:ありがとうございます。

本当に直子さんの今の話を聞くと、尚更、熱い想いが沸き上がってきます。

ご支援は、私たちの活動に対する投資だと思うので、子ども達が豊かに育っていく、という結果でお返ししていきたいなと思います。

長田:本当にそう思います。

おととしの秋に開催したママミィパーティの時も、お母さん達と子ども達の為にって、スポンサーになって投資して下さった方がいらっしゃったじゃないですか、それと一緒だなって思いますね。

岩塚:私、直子さんと色々やれるのがほんとに楽しいです。

長田::いや~、人格的にもうちょっとちゃんとせんといかんなと思うけど…(笑)

岩:え~!この直子さんがいいじゃん。この直子が好き♥(笑)

長田:ありがとうございます。

この久案子が惚れましたから~(笑)この久案子が~(笑)

うちの旦那が言ってたもん。「あの人はオーラが違う」って…。

岩塚:これからも一緒に飛騨地域を盛り上げていって、未来に繋いで行けたらいいですね。

長田:本当に思います。

岩塚:子ども達がニコニコ笑顔いっぱいの、賑やかな街って栄えると思う。

長田:どうでもいい事に神経使いたくないなって思いますね。

誰だれとどうとかでなく…。

本当はみんな求めてる事は同じなんやで…。一緒なんですよ。

岩塚:ゴールは一緒ですよね。

長田:個々の心の成長具合いによるかなと思うし、もちろん経済の状態によっても違うと思うんですけど、そこで競争とか争いが起きないようにしならんな~って思います。

共存、更には共栄やな。

共に栄えていかないとって思うんですよ。

はぴるんの岩下)あっこちゃんとコラボするのも、そういう想いもあります。

今まで自分の業種しか考えてなかったけど、そうじゃないよなって…。

もうちょっと違うとこを見たいなっていうのもあるし…。

それから、イベントもいいけど、もうちょっとアカデミックにいこうかなって事も思ってます。

マルシェみたいな物販もいいけど、お母さん達が考える場、学べる場所も必要かなって思います。

学ぶ場っていりますよね。

ちゃんとお母さん達が学べて、おうちで実践できる、持ち帰ってできるものを提供していかなきゃって思うんですよ。

自分も他の人たちから学びたいですしね。これもまた楽しみです。

岩塚:また大きくなった、パワーアップした直子が見られるって事ですね!

長田:地道に1個ずつ大事にしてやっていこうと思います。

岩塚:今、ここでされてる事が、色んな学びを得て、更にパワーアップした感じで展開されるって事ですね。

それでは、最後の質問になります。飛騨の子ども達、飛騨の未来に対して想ってみえる事を一言お願いします。

共に栄える、『共栄』の社会で「みんなHAPPY」

長田:「みんなHAPPY」っていうのが自分の理想です。

自分の家族ももちろんなんやけど、子どもも大人もお年寄りも、みんなそれぞれが幸せで、みんなで「すごい!良かったよねぇ~」「すごい!おめでとう」ってお互いに言い合えて、お互いを称え合えるというか。そういう世の中、競争じゃなくて、本当に共栄の飛騨になっていたら最強だなってすごく思います。

あと、ヒダストの取材の時も話したんですけど、これは自分の課題なんですよ、「焦りたくない」って事。

早く焦る自分がおらんようになればいいと思います。

岩塚:それは心の豊かさだったり、広さだったりって事ですか?

長田::本当にそう、その通り。

「共存・共栄」って今の子ども達にはできるんだろうなって思います。

今の子って競争心がないとか言われてるでしょ。

新しい世界を作っていける子達ってそうなんですよ。

私達大人こそそうならなきゃいけないって、すごく思います。

ある分野が得意な人が色々いて、それを補い合って、例えば、「みんなで畑とか作ればいいじゃん」「食べればいいじゃん」、そういうふうになったらめっちゃいいよなって思います。

子ども達が「毎日楽しいよな」「これをやってる時はすっげぇ楽しいんや」って生きがいというか職っていうか、その子がもってる役割が存分に発揮できるような環境になればいいなと思いますね。

その子がもってるそのまんまのものが、存分に輝いて出していけたらいいなって思います。

大人は逆にできてないと思うんですよね。

岩塚:大人の偏った価値観で子どもを育てる事多いからね~。

例えば、うちも、上の子が高校入学して、私なんて下の子に同じ制服使ってもらいたいから、「同じ高校に行けるように頑張ってね」なんて冗談で言うと、小5の下の子は、もう今から「うちはいい」って言うんですよ。

本当にガツガツしてないっていうか…。

競争の中でいかに勝ち抜いていくかっていう生き方をしてきたから、「頑張れば勝てるのよ」みたいな価値観を押し付けちゃいがちですよね。

長田:昭和の苦しいとこですよ。

「追い越せ!」「これ頑張れ!」「急げ~!」って確かに、大事なんですよ。

やりたい事なら腹据えて、「よっしゃ」って頑張っていく、その気合いも大事なんやけど、勝ち負けばっかに目が向くと、その子の本質が見えない…。

そういう本質を見る目が、私達の世代には欠けてるなぁって思います。

仕方ないですよね、学校でもそうやって習って来たから…。

リレーでも何でもそうじゃないですか。

部活でも何でもかんでも、競争、競争で来てるので、そうじゃない生き方はなかなか理解しづらいところがありますよね。

それが今の社会全体になってるかな~って思います。

岩塚:「子ども達の本質が輝く生き方を」ってステキな考え方やなって思います。

長田:もちろん、陰も陽も両方持ってなきゃだめなので、ネガティブな気持ちも必要やし、「羨ましい」とか「悔しい」とか絶対必要やと思うし、怒りも生きる行動力に繋がったりももちろんするだろから、必要なんですけどね。

陰も陽も存在して、めちゃくちゃHAPPYばっかりでもないけれども、怒ってるばかりでもなく、とても平和というか、波のような穏やかな感じでみんなが栄えていったら、めっちゃHAPPY、ユートピアじゃんって思いますよね。

岩塚:飛騨がそういうモデル地区になればいいですよね~。

長田:本当にそう思います。

「共存・共栄」できる社会になればいいし、子ども達が大人になった時にそれが実現しとったら、この子達、幸せやろうなって思います。

自分の子どもが競争社会の中に置かれたら苦しいやろうな、かわいいなぁって思いますよね。

頑張る原動力が私達の時と違うじゃないですか。

「もっと幸せになろうぜ、今もHAPPYだけどさ」みたいなのがいいと思いますね。

岩塚:このまえ、ウルグアイの世界一貧しい大統領の絵本をあるところで紹介させてもらったんだけど、もし人間が何万時間もきれずに使える電球を作ったら、電球が全然売れなくなっちゃうので、わざとすぐにきれる電球を作って、どんだけでも売るっていうのが今の文明で、そういう文明の価値観、在り方を考え直ないといけない、って大統領は国連でスピーチされたんです。

長田:私もそう思います。

一つの部分に組み込まれて、動いてる・動かされてるだけの人達ってきっと違和感をすごく感じながらやってみえると思うし、だから苦しいんだと思う。

それは本当にやりたい事じゃないんだったら、辛いやろうなって思いますよね…。

そういう環境を変えていくには勇気がいると思うけど、少しずつそういうふうになっていけたらいいな…。

岩塚:そういう人が1人でも増えていければいいですよね。

長田:うん、そうそう。いつか変わっていくと思う。

子ども達にそうやって生きていけるように、私達大人はちょっと頑張らならんなって思うし…。

本当に自分自身やなと思います。

自分のいいところも悪いところも色んなとこをひっくるめて受け止めるなり、手放すなりしなくちゃいけないよなって思ってます。

自分も今まさにその時。直子45歳。

岩塚:「転換の時」みたいな?

長田:助産師の中谷としばらく会ってなくて、半年ぶりに話す機会があって…。

岩塚:「助産院みのり」の中谷みのりさん?

長田:うん。色々話しながら、半年前の自分よりいろいろ手放せてると思って、お互いに。

いい学びを得て、お互いに、向かってる方向は本当に間違ってないんだよねって思えたんですよ。

そういう人達がどんどん増えてるし、そういう動きしてると思うんですよ、それぞれが。

岩塚:自分のとこだけで、自分の事だけで生きてるんじゃなくってね。

みんなが同じ目標に向かってそれぞれのやり方で進んでいく!

長田:それをすごく感じます。

カードコーチング習ってた時に、いっぱい色んな絵のカードがあるんですよ。

カード1個1個に全く意味がないの、タロットとかと違って。

絵に自分の意識がいく(自分が意味をつける)ので、例えば、「今日、このカードの絵を選んだけど、これってどうして選んだの?どういう意味があると思ったの?」って聞かれるから、どんどん答えていくんですよ。

岩塚:自分が感じたままを言うんですか?

長田:そう、私が選んだカードに、みんなが車に乗ってる絵があったのね。

それは、私はこう思ったんだよね。

目的地とか目標はみんな同じなんですよ。

車がいっぱいあって、メンバーもいっぱい色々いて、同じ目標に向かって走り出してるって感じ。

この車じゃなないと乗ってだめとかなくて、別にこの車じゃなくてもいいんですよ。

乗り換えは全然自由で。だけど同じ目標に向かっていってる。

それは今の私の想いなんですよ。

例えば、久案子さん、わらべうたの会さんがあったりとか、アイちゃんのバランスボールのとこがあったり、(はぴるんの岩下)あっこちゃんとか、(Edoの)関口君のとこがあったり、色んなとこがあるんやけど、目標はみんな一緒。

ただ、車の形、心の形が違うだけで、メンバーもダブったりしてるけど、その時のその車のスピード感でわぁ~ってすごい進んでて、みんなで向かってるイメージなんですよ。

で、一定の目標が達成した時に、お花がいっぱいになって、みんなで「わぁ~!」って言ってるのがすごい理想です。

この車のカードは自分のお守りカードにしようと思って。

お守りカードとか、切り札とか色々あるんやけど、私はお守りが欲しいっておもったんですよね。

「どんなお守りカードが欲しい?それに合う絵を選んで」って言われて、この絵を選んだんですよ。

私は、車に乗って目標に向かって、「わぁっ」て行く事も大事やけど、そこで大事にしたい事は、「自分を大事にする」って事。

自分を犠牲にするんじゃなくて、犠牲感なく、気持ち良く奉仕できる為には自分の体と心も大事にしなくちゃいけないし、自分自身がHAPPYじゃないとダメだから、無理をしない。

無理に自分をボロボロにしてまでやるんじゃなくて、自分も自分の家族も大事にする事も忘れないでいたいって思います。

カードコーチングって、ただポロポロっていろいろ聞かれるだけなんやけど、自分の内面がぶわぁ~って出てきて、吐き出して、「あ~スッキリしてきた」「そっか、私って今こういうふうに思ってたんやな」っていう学びになるんやよね。

私もやってみてすごく面白いなと思います。

岩塚:直子さん、今日は大切なお話をたくさん伺えて、本当に幸せでした。

私もめっちゃ癒された~。

お心を大切にして、これからの活動に活かしていきます。

長田:こちらこそです。これからもよろしくお願いします。

やっぱり直子さんはすごい!!

お母さん、子ども達が直子さんに接して、心があったかくなったり、すっきりしたり、また頑張ろう!って思ったり…、それはこういうお人柄だからだな…という事を、お話を伺いながら実感しました。

飛騨地域全体の事を、飛騨地域の未来の事を深く深く考えてくれている直子さん、でもその日々の活動は、お一人お一人の妊婦さん、お母さん、子ども達を大切にして、真心を尽くす、慈しみあふれる「献身」がベースになっています。

直子さんと話してると、時間がどれだけあっても足りないくらい、ワクワクした楽しい時間になります。

お心を大切にして、これからの活動に活かしていきたいと思います。

本当にありがとうございました。

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