今年度より、休眠預金の助成金を活用させていただき、孤立してしまいがちな環境にある子育て親子を応援するための事業をさせていただけることになりました。
一般財団法人中部圏域創造ファンド様より助成をいただき、多くの子育て支援事業を今後3年間継続させていただけることになりましたことを、大変ありがたく思います。
その活動の一部をご紹介させていただきます。
わらぼぼ宅食
コロナ禍からスタートした宅食事業。
本年度もひとり親家庭や経済的に不安定なご家庭、産前産後で家事が大変というご家庭など毎月約30軒のご家庭を対象に、一軒一軒お弁当を大切にお届けしています。
必ず直接手渡しさせて頂き、利用者の方々との会話を大切にしております。
月1回の宅食ですが、利用者のご家庭からは、「仕事で疲れて帰ってきて、お弁当をいただけるのは本当にほっとします。子どもたちも喜んでいます。」「産後で家事が大変なので、ありがたいです。」といったお声をいただいています。
宅食をお届けするスタッフも、「この日は家族で、栄養満点のお弁当を囲んで楽しい夕食のひと時を過ごしていただけたら」との思いを持っています。
本年度は、お弁当業者として、魚幸様、医療給食センタービーンズ様、JAひだ女性部山びこの会 朝高支部様にご協力をいただきました。
森カフェ
前年度に続き、月1回、ひとり親家庭を対象に居場所づくり事業として開催しております。
参加者の皆さんが情報交換をしたり、今年度は、ほうば寿司講座や木育ワークショップ、ご寄付いただいたお米でおにぎりパーティーなど、リフレッシュができる場として開催しています。
気軽に参加できるアットホームな場所を目指して、今後も継続させていただきたいと思っています。
地元野菜まごごろプロジェクト
農業生産者の方々より愛情いっぱいの沢山のお野菜をご寄付いただき、必要な方々お届けさせていただいております。
地元野菜まおごころプロジェクトの詳細はコチラ
去年より継続して寄付をしてくださる農家さんもいらっしゃいます。
また今年度は『産直市場菜々ちゃん』から合計66軒の農家の方々よりご寄付をいただきました。
あるとき、生産者のMさんより 立派な大根が50本も届きました!
「今年はこれで最後だよ。みんなが喜んでいる顔を想像しながら朝から大根の土を落としたよ!いつも喜んでくれてありがとね!サラダでも煮物でも、なんでもいけるよ!少しでも野菜を体にいれて、風邪ひかないようにすごしてもらえたら!また来年も宜しくね!」とおっしゃり、笑顔で帰って行かれました。
こういった農家の方々のお心にスタッフ一同心をうたれ、また、お野菜をお届けするたびに、多くの方から感謝の言葉をいただきました。
生産者の方々の温かいまごころがお野菜を通じて、届いています。
また、お届けする際、コミュニケーションを大切にしてご家庭にお声をかけさせて頂いております。
今後も温かい輪がつながっていくことを願っております。
めぐる制服プロジェクト
経済的な不安を抱えるご家庭の緊急対策として2021年に始まり、継続させて頂いています。
今年度は、12月に丹生川支所にて制服譲渡会を実施しました。
制服がサイズアウトしてしまったので…というご相談も、その都度対応させて頂いております。
「物価が高騰しているので、制服をお譲りいただけて本当にありがたい」といった感謝のお声が沢山届いております。
引き続き、大切な制服を次の世代へとつなげていきたいと思います。