5月27日 わらべうたの会の定期総会を開催させて頂きました。
今年はなんと、高山市役所 地下 市民ホールをお借り出来る事になり、初の試みで、総会後に関係者の皆様に向け、事業報告会もさせて頂きました。
定期総会
わらべうたの会の3本柱
① 地域伝承の文化を子育てに生かしていく事業
② 子育て支援および子育ての環境作りに関する事業
③ 地域福祉とまちづくり活動に関する事業
に沿って、各事業の決算報告&予算計画について、丸山事務局長より報告がありました。
総会後半では、新理事、益満ゆきえさんの紹介。
市民活動団体わらべうたの会設立当初からの主要メンバーです。
岐阜市や東北、四国にお引っ越し後も正会員のまま、当会の活動を見守り、ときにはぎふ木育指導員としてアドバイスをしてくれるゆきえさんが理事をしてくださることになり、挨拶がありました☺
最後は、まちスポの竹内幹事より
「NPOの活動は、お金が発生しないとやらないになったらおしまい。端っこで無償でやっていたことを仕事としてやっている。無償でもやらなければいけないこともある。その気持ちを持ち続けないと活動が続いていかない。狭間のことをみんながやっている。世の中の転換期は大変だが肝に銘じてやっていってほしいすごく大事なこと。これからも活動続けていってほしい。無理なことは共有して話し合って進めていってください。がんばってください。」
と激励のお言葉を頂きました。
ちょうど総会当日が誕生日だった竹内幹事に、わらべっこから花束の贈呈をさせて頂きました💐
事業報告会
総会後は、高山市長はじめ、高山市役所で携わってくださっている関係部署の皆さん、まち協さん、サポーター団体の皆さんたちがかけつけてくださり、各事業リーダーを中心に事業報告会を開催させて頂きました。
この日のために1ヶ月、資料を作ったり、リハーサルをしたりと、スタッフ一丸となって進めてきました。
これまで、観衆の多いなか発表する機会があまりなく、緊張でガチガチの事業リーダーたちでしたが、みんなでストレッチをして臨みました。
高山市ファミリーサポート事業
設立2期目は、依頼・提供・両方会員の人数は、ファミサポ始まる前段階のびぃぼぉサポーターの頃より3倍以上増え465名になったことや、託児依頼が年間3000件を超えたこと、依頼会員さんから頂いた感謝の声などを、大村よりお伝えさせて頂きました。
詳細については、ファミサポ通信で紹介しています。
誰も孤立させない!ひとり親家庭支援・困窮家庭支援
※ひとり親家庭、ヤングケアラー、経済的に不安を抱える家庭(生活保護家庭、非課税世帯、児童扶養手当支給水準世帯)等を対象にした事業です。
お野菜プロジェクト事業(水野)
あらゆる品物が高騰している中、規格外・余剰農作物で廃棄予定だったお野菜を地元の農家さんからお譲りいただいて、スタッフがご自宅にお届けさせていただくお野菜プロジェクトが昨年8月に始まりました🍅
お野菜だけでなく、お花や果物なども頂きました。
農家さんからはもちろん、お届け先のご家庭からも感謝の声を頂き、SDGsにかなった活動をさせて頂くことができました。
プロジェクト後は、お届け先のご家庭のお子さんから農家さんたちへ向けて、お礼の手書きメッセージを送り、大変喜んで頂きました。
制服プロジェクト・訪問支援事業(わらぼぼ宅食)・居場所作り事業(森カフェ)(小野)
【制服プロジェクト】
コロナ禍の2021年度より継続して活動させて頂いている制服プロジェクト。
お預かりした制服を丹生川支所に保管させて頂き、昨年11月と今年3月に交換会を開催させて頂きました。
「制服がよっぽど嬉しかったようで、先日あのまま着て帰り、途中でどこかお店に寄ると言い出し、中学生になりきっていました。本当にありがとうございました。」と言ってくださる保護者もみえました。
【訪問支援事業(わらぼぼ宅食)】
ビーンズさんと魚幸さんにご協力いただき、金曜日の夕方、月2回お弁当をお届け。
お弁当と一緒に、フードバンクさんからの食品や、ご寄付いただいた果物やパンも一緒にお届けさせて頂きました。
美味しくてボリュームあるお弁当を心待ちにしてくださるのはもちろん、宅配スタッフとの対話を楽しみにしてくださっている方もみえました。
【居場所作り事業(森カフェ)】
月1回の日曜日、森のエコハウスにて、要望に合わせ、バランスボールやBBQ、木育ワークショップ・クリスマス会など、イベント(非日常)を楽しんで頂けるように開催させて頂きました。
親子でワークショップ、親チームと子チームに分かれ別々の時間を過ごしてもらうなど、工夫しました。
定期的に交流することで、時にはお話のなかで涙を流したり、一緒に笑ったり…スタッフと利用者家族、利用者同士の繋がりも深まりました。
【森カフェ事業 マジックショー(土屋)】
1月下旬、森カフェ事業の一環として、文化会館にて、マジシャンの中村龍平さんによるマジックショーを開催させて頂きました。
無料イベントでしたが、元旦に能登半島地震があったので、寄付金を募り、皆さんから集まった善意を石川県の光琳寺保育園へお届けし、大変喜んで頂くことができました。
お一人お一人に寄り添う活動 地域ぐるみの子育て支援環境作りへ
【ひだっこランド事業(大志多)】
飛騨地域唯一の商業施設内の広場として、たくさんのご家族に遊びに来て頂いている報告をさせて頂きました。
外部講師、スタッフのスキルを活かしたイベントなど工夫していること、国府町の子育て支援団体かれーらいすの会さんに助けて頂いていること、地域お仕事発見隊に参加していることなど、お伝えさせて頂きました。
(詳しい事業報告については、ひだっこランドのHP記事を毎月あげていますので、ご覧ください。)
【出張講座事業(浜田)】
まちづくり協議会さん(大八、新宮・みなみ・三枝、北、花里、山王)からの委託で実施しているワイワイカフェ事業、わらべうたの出張講座について報告させて頂きました。
(ワイワイカフェの詳しい事業報告については各月、HPで記事を紹介していますので、ご覧ください。)
他にもJAさんと毎年夏に開催させて頂いている大地の恵みサマーフェスティバルや、個人依頼による親子で楽しむ「ワイワイカフェ」、ツインズひださんと連携して双子を対象にした「ツインズカフェ」なども報告させて頂きました。
アイスブレイクで、わらべうたでお手玉タイム♪
皆さんに童心に返っていただきました☺
木育事業
子どもから大人まですべての人々が森林(自然)に誇りと愛着を持ち、森林に対して責任ある行動をとることが
できる人材の育成を目指している「ぎふ木育」。
そのきっかけ作りになるよう、高山市内はもちろん、市外県外でも活動させて頂きました。
中でも、市の委託事業が増えたことにより、森林環境教育を市内の小さなお子さんから、園児、小学生までの多くのお子さんと一緒に出来たことはとても有り難かったです。
詳細についてはHP記事でご覧になれます。
最後は岩塚理事長より、今年度の活動について、報告させて頂きました。
令和5年度も、たくさんのご支援を頂き、ありがとうございました。
「どんなこどもも取り残さない!」
お母さんたちが「楽しい!」って子育てを楽しんでもらえますようにー
こども達が『お腹いっぱい!』『うれしいな…』って、希望を持ってすくすくと育っていけますようにー
高山で育つこども達一人一人に寄り添って、笑顔あふれるまちを創っていきたいと思います。
これからもご支援どうぞよろしくお願いします。