飛騨のひなまつり〜がんどうち〜

♪ひなさま 見せとくれ~ おぞても ほ~めるに~

飛騨地方には、子ども達が楽しく季節を楽しむ伝統行事、風習がたくさんあります。

その一つに、ひな祭りの行事「がんどうち」がありました…。

ありました」、と過去形なのは、この行事は、今ではほとんど行われていないからです。

がんどうちとは…

各家に飾られたおひな飾りを、子ども達が「ひなさま見せとくれ~」と歌いながら見て回り、お菓子をもらうという、ハロウィンのような行事で、子ども達にとっては夢のようなとっても楽しい行事でした。

 

語源は「がんど」=強盗 「うち」=打ち:する で、「強盗をする」という意味です。

昔、桃の節句に、女の子のいる家が「娘が」良いむこにもらわれてほしい」と願って用意したごちそうを、「どうぞ召し上がっていって下さい」とふるまった「がんどうち」と呼ばれる行事がありました。

その行事が「ひなまつり」の日に、子供のための行事として行われるようになり、現在飛騨では、益田地方の萩原町が最も盛んですが、かつては高山市内のあちこちで行われていました。

その夢のようなひな祭りの行事を、少しでも子ども達に味わってもらいたくて、毎年3月に「がんどうち」を開催しています。

 

2013年は『飛騨高山文化芸術祭 こだま~れ2013』にて、「木で伝える飛騨のひなまつり ~がんどうち~」で開催しました。

*市役所に飾られた木のおひなさま。

飛騨の木を使って、子ども達がおひな様を作り、それを市内各所に飾りました。(市役所、各支所、図書館など…)

そして、そのおひな飾りを巡って「ひなさまみせとくれ~」と歌って、お菓子をもらう、「がんどうち」を、「こだま~れ」のプロジェクトとして開催し、延べ3000人の子ども達が参加しました。

 

 

 

*宮保育園で開催した 「がんどうち」

 

 

 

 

 

*久々野保育園で開催した「がんどうち」